選挙の大切さ

 調べれば調べるほど、TPPは恐ろしい。民進党民進党で、黒塗りの書類にばかりこだわっているが、本当に中身を検討したいのならば、他国の加盟国が公開している文書をいくらでも読み解いて、問題点を国会で問いただせばいいじゃない。わざと論点をずらして時間を稼いでいるとしか思えない。やっぱり民進党も信用できない。


 日本の重大な局面だというのに、なぜ安倍がこんな大切な時期にノンキに芸能人を集めてキャッキャと桜を見てはしゃげるのかわからない。真相がわかってないからこその能天気ぶりなんだろう。精神年齢は芦田愛ちゃんや鈴木福君、さらには寺田心君と同じなんじゃないかと思えるくらい、歴代で一番幼稚な思考回路の総理。しかし、こんな幼稚な人間が総理になれたのも政治に無関心な国民が多いせいで、結局は日本国民が招いた結果。


 先日も滋賀学園の野球部員たちに「お前らなんか1回戦で負けろ」と言った自民党の吉田清一県議が批判されていたけれど、こんな人間が議員になっているのも、そもそもこんな人間に票を入れた県民がいたからで、批判するならこの議員ではなく、この人間に票を入れた県民や、投票にすら参加しなかった県民を批判した方がいいんじゃないか?と思う。


 よく「自分一人が投票しても(しなくても)変わらない」という声を聞くけれど、そいうい人は号泣議員とかの悪口を言わないで欲しい。


 本題。
 保育園問題の対策として、会社に保育所を併設するという意見があるが、会社が近所ならそれもいいけれど、電車通勤の場合、満員電車に子供を?!となると、それはそれで母、または父は大変だ。


 政治家や官僚は、一ヶ月くらい保育園に通って育児を体験してみたらいいよ。大変さがわかるのはもちろんの事、『他人の子の命を預かる』という責任を課せられた仕事に対して、いかに給料が安いかと思い知るから。大人しく保育士の言う事を聞いてじっとしている子ばかりじゃない。


 「嫌なら辞めて転職しろ」と単純な人は言うかも知れないが、自分が辞めたところで結局「誰かがやれねばならぬ仕事」なんだから、文字通り「誰かはやらざるを得ない」必要な仕事。そういう仕事が官僚や政治家等と比べてここまでの給料格差がある事に強い憤りを覚える。


 システムを決める人間達は自分に甘く、自分達の給料ばかりは高くし補助金などもたっぷりつけて、そのくせ「財源がない」などと言う。そういう人間をいい加減淘汰しなければいけない崖っぷちの状態に今の日本は来ていると思う。官僚は選べなくとも、議員は選べるので、「今の生活は、努力だけでは向上しないのでは…」と気がついた人は、本気で選挙と向き合って欲しい。