つぶやき4

i-pad等の普及で、いよいよ日本でも電子書籍が出始めているようだけど(京極夏彦さんの作品だっけ?)最近の日本の市場というか商業はどうにも保守的で後手後手だね。ゴテゴテ。TOTOがウォシュレットを開発し、発表した時の勇気を思い出して欲しい。今でこそ当たり前になりつつあるし、世界にも広がりつつあるけど、最初にその発想を商品化するのは大冒険だったはず。失敗したっていいんだから、どんどんやっちゃって。


話を電子書籍に戻すけど、作家や出版社の人達の中には「紙へのノスタルジー」を語る人もいるんだけど、消費側としては、今の出版物は値段が高過ぎる。小説とかは藁半紙でいいから安く読ませておくれよという思い。それで面白ければ、いい装丁の本を買い直すんだから。中身が面白い保証も無いのに¥1800とかで売ってる単行本なんて絶対手が出ない。そのくせ「出版業界は不況」とか言って当たり前だっつーの。読ませたいんだか、読ませたくないんだか・・・。