野生の本能

 ツイッターを自分ではやってないけど面白い人のは見てる。ある有名人のツイッターを見つけたので「わー、この人もツイッターやってるんだー」とワクワクして見てみたら、自分をほめてある人のツイートを紹介しまくっててドン引き。なんだ…そんなダサい人だったのか…。ラジオでも、自分の番組を褒めちぎってるメールを読む番組は好きではない。終了後にスタッフで読めばいいじゃん。


 本題。
 私は録画したものを数日たってから見ているのでいつも話題が遅いんだけど、岡本夏生さんが大変な事になっているみたいですね。その荒れっぷりから想像するに、やっぱりインフルエンザ問題で降板というのは一因に過ぎなかったという事か。以前にふかわりょうさんが『5時に夢中』の番組内で「この番組は平和な時期が1年に2ヶ月くらいしかない」と言っていたけど本当だね。


 それにしても、急遽イベントに出る事を承諾してくれた内藤聡子さんや美保純さんや岩下尚史さんや上田まりえさん達は素敵だー、と感動する。多分ギャラも高くないだろうし、東京五輪のイベントや政府関連の仕事など、これに参加した事を後のキャリア(プロフィール欄)に掲げられるようなイベントでもない(失礼)のに、困っているならと駆けつけてくれる人達というのが本当に優しい人というか人として信頼できる人だよなーと痛感する。ふかわりょうさんがキー局の番組にキャスティング権を持っているような人じゃないのに(重ねて失礼)。ハコちゃんの「保健所に電話しようかと思った」というコメントも、さりげなく深刻さを笑い飛ばす感じで粋だね。


 岡本夏生さんの話に戻ると、岡本さんは私から見ると、北斗晶さんがお休みしてしまった後くらいから、徐々に仕事に関して怠惰になっていった印象がある。


 北斗晶さんは平凡な主婦風を装いながらも、気持ちの上でも喧嘩でも岡本さんよりも強いので、岡本さんが横で暴走してもどこか余裕の態度で受け流していたし、岡本さんだって、北斗さんのようにあれだけ忙しいのに笑顔を絶やさず仕事熱心な人を間近で見ていたら、自分もちょっとは頑張らないとな、みたいな気になっていたと思うんだよね。


 なんか岡本夏生さんは肉食の野生動物みたい。野生動物が枝とかに引っかかってて身動きが取れず苦しそうなので人間としては助けたいんだけど、助けようとしても動物の方は人間を敵だと思い「触るんじゃない!」と威嚇してくる。でも苦しそう……みたいな。そして保護された後も、エサを貰っている間は大人しく、おや?人間に慣れてきたかい?(心を開いてくれたかい?)と思いきや、それはエサをくれたり自分にとって何らかのメリットがあるから(自分に良くしてくれるから)大人しくしているだけで、何もエサをくれなくなった時にはお腹がすいたらその人間を食べちゃう……みたいな。


 しかしそこに悪気はなく、その動物にとっては当然の行為でしかない。あくまで人は人。助けて貰った事は理解しつつも、それはあなたが助けたかったからそうしただけでしょう?私は頼んでいないわよ、という価値観で生きているかのようだ。