打ち上げ花火

森田健作政治資金規正法違反を覆い隠すかのように「テポドンテポドン」って、騒ぐわりには国民に対して避難情報などは一切無し。岩手県秋田県やその近隣に対しては自治体で放送を流したりする準備はしているらしいけど、少なくとも関東の人間には何ら「もし破片が落ちて来た時の対処法」などは伝えられていない。むしろ真逆に「花見シーズン到来」的な、アウトドアを推奨するようなニュースもやってる。つまり、本当は対して危険じゃないって政府もマスコミも知っているって事なんだと思う。それに、逃げられない状態で本当に危険が迫っているのなら、国民がパニックに陥る可能性を危惧して、逆に情報を隠すでしょう。仮に今回の北朝鮮の行動が日本に危害を加える可能性が強いものなのだと日本政府が認識していたのだとしたら、情報は遅いし間違えてるし、かなり危機管理能力のない国家だと思う。


落ち着いて記憶を呼び起こすと、過去にも北朝鮮は日本方向に飛翔体を何度か発射させている。最初に日本に「テポドン」というミサイルの名前がマスコミから伝えられた時なんて、「なんか北朝鮮が飛ばして、海に落下したみたいです。」と、事後通告だった。その次には事前にマスコミも情報を発信していたけど、こんなに大騒ぎじゃなかった。


対して危険じゃないと政府もマスコミも認識しているのに、何故今回はこの大騒ぎ?ソマリア沖での海賊騒ぎにしてもそうだけど、どうも今の政府はこうやって外国からの危機を煽り、軍事を強化させたり自衛隊憲法解釈を変えようとしているように思えてならない。ちゃんと与野党で討論や決議を行って欲しい。今はまだ「攻撃されたらやり返すのはOK」というレベルまでだけど、自民党の連中はもっと積極的な状態での武器使用を行いたいはず。その内、民意を動かすためにわざと海上自衛隊の隊員を海賊のような人々に狙撃させ、「だから正当防衛でない状態でも武器を使えるようにしておくべきだったんだ」と世論に訴え出すんじゃないかと心配しています。過去を見ればわかる事だけど、自分たちの都合の良いように法律を変えようとする時、本当の目的は絶対に隠して人道的な理由を掲げるのが自民党の常套手段だから。