MR.BRAINのブレインの成果

新型インフルエンザのおかげで今頃「咳をする時は周囲の人たちに顔を向けないようにしましょう」とか呼びかけているんだけど、そんなもん、軽い方の風邪でも常識だい。電車の中とか狭い空間で、人の方向いて手で口を覆う事もなくゲホゲホと咳をしている人ってたまにいるけど、本当に嫌だ。これをきっかけに、咳&くしゃみマナーが人々に浸透していけばいいんだけど。


本題。
TBSのドラマ『MR.BRAIN』の初回視聴率は24.8%だったそうですね。今この日記を打っていて気がついたんだけど、普通ミスター(〜さん、的な)を英語で表記するならMrと無意識に書くけど、このドラマはMRと表記している。何か別の意味が?と思い、辞書で“MR”を調べてみたら、“【motivational research】の略”、と書いてあり、その“motivational research”というのは“[購買]動機調査”という意味だと書いてあった。この先はわからないけど、今のところ、このドラマに関係があるとは思えないなぁ。


私が勝手にたどり着いた結論は、小文字の“r”と大文字の“R”では画数が違うので、ドラマのヒット祈願をかけてきっと縁起の良い方の画数にしたんだろうなーというものです。それは、高視聴率のドラマにはなぜかいつも名を連ねている山崎樹範さんがこのドラマにも出ている事でもわかる。きっと私が知らないだけで、他にももっと縁起をかついでいるんだろうな。問題の本質は中居正広の方でなく共演の女性タレントの方にあると思うんだけど、一応SMAP中居正広が主演なのに月9で過去最低視聴率を獲ってしまったそうだし、木村拓哉の方にもそんな汚名を着せるわけにはいかないぞと気合いが入ったのでしょうか。こっちも外したら絶対週刊誌に「主演連ドラが相次いで惨敗!!SMAPはもう通用しない!?」とか書かれそうだもの。


そんな心配を吹き飛ばすように、『MR.BRAIN』は今期ドラマ最高で、しかも唯一の20%越えを達成したらしい。凄いね。先日の日記にも書いたけど、この土曜の夜8時台のドラマで過去最高は『ROOKIES』の最終回19.5%だったんだけど、今回の高視聴率でどんだけ視聴率に動きがあったのか自分なりに調べてみました。だからどうしたという調査なんだけど、数字で見る人々の動きってオモチロイ!!


今回は初回スペシャルで夜8時頃から9時半頃までの100分の放送だったので、何時から何時までが何%とか正確なデータはわからないので番組としての視聴率なのですが、5/16〜4/18のNHK日本テレビ、TBS、フジ、テレビ朝日テレビ東京を合わせた視聴率は、
◆夜8時台(7時から放送の2時間番組含む)

5/165/095/024/254/18
65.2563.9563.6567.667.9


◆夜9時台(10時過ぎまで放送の2時間番組含む)
5/165/095/024/254/18
74.272.859.469.668.5


◆その平均(8時台+9時台÷2)←『MR.BRAIN』初回放送時間と同時間帯
5/165/095/024/254/18
69.72568.37561.52568.668.2


9時から10時までの視聴率を抜き取ったのではなく、9時に放送していた番組の視聴率で計算したので、多少の誤差はありますが、5/2のゴールデンウイークをのぞくと、大体68%〜69%の世帯がキー局の番組を見ている事がわかります。


『MR.BRAIN』放送日の5/23はどうかというと
◆夜8時台71.9%、夜9時台77.1%、トータル平均74.5%
の世帯が見ていました。普段の週は外出をしているのか、テレビを見ていないのか、衛星放送や地方局を見ているのか、その辺はわかりませんが、この日、『MR.BRAIN』以外の番組で著しく視聴率を伸ばした番組は無かったので、おそらくこのドラマ見たさに約5%の世帯が、普段は見ないテレビを見たんだなぁと思います。1%は100万人というから500万人でっせ。そう考えると凄いですね。