東国原総理

東国原知事が自民党の選対委員長の古賀議員の衆議院出馬要請に対して「次の自民党総裁候補にしてくれるなら」と答えた事が大問題になっていて、ニュースでは「東ご乱心」的に報道している所もあるけど、私は、あれをマスコミの前で発言した事も含め全て計算だと思う。総裁、でなく総裁候補ってのが逃げ道があって上手いね。きっと古賀のお気に入りの野田聖子は東国原を支持してみせるんでしょう。


マスコミに対して東国原氏がああやって言えば、鳩ブラザーズに奪われている注目を自分たち自民党に集める事ができるし、今日になって与謝野議員が迂回献金疑惑が出たけど、それに対する記事を、今度は反対に小さくする事が出来る。


ちなみに私は東国原さんが国会議員になるのは抵抗がある（いづれなるだろうけど）。森田健作もそうだけど、それぞれの県民が「この人でお願いします」と言ってるんなら、そりゃーその県外の人間がその選択についてあーだこーだ言うのは余計なお世話かも知れないけど、国となったら話は別。今度は自分の生活に関わってくるんだから。


それにしても、東国原知事の発言を受けての自民党議員の差別的とも言える発言が凄いですね。なんか「お笑い芸人ごときに」と言わんばかり。そういう発言をしているのは、殆どが世襲議員や２世議員だった。やっぱり自分は特別って意識があるんだなー。もしかしたら自民党議員の発言も含めて計算なのかも知れないけど、それにしてはそのメリットが無いのでやっぱり本音なんだろう。だけど、立派な自分たちの力が足りず、その「ごとき」な人間に頼らざるを得ない今の現状を知れと言いたい。