国が進める不平等

強制わいせつの検察事務官を不起訴処分に 告訴取り下げ受け

2009.7.14 18:24 産経ニュース
 水戸地検は14日、強制わいせつ容疑で逮捕、送検された水戸地検土浦支部検察事務官(31)を不起訴処分にした。


 地検によると、示談が成立し、告訴が11日に取り下げられた。検察事務官は同日釈放された。地検としての懲戒処分はこれから検討するとしている。


 検察事務官は5月12日正午ごろ、茨城県土浦市市道を歩いていた無職の20代女性を近くの駐車場に強引に連れ込み、背後から抱きついて体を触るなどしたとして、強制わいせつ容疑で6月24日に逮捕された。

確か、小泉政権時に、竹中平蔵のブレーンを勤め、郵政民営化を推進したT元大学教授も、東京地検は「勤務先を免職になるなど社会的制裁を受けており、被害品も戻されている」という理由で起訴猶予(不起訴)になっているんですよね。


どこかの政治団体がポストにビラを配った際には、ビラが配られたお宅の住人に、警察がわざわざ御丁寧に、後はハンコだか署名をすれば提出できるような状態で被害届を持って来たらしいです。空き巣に入られたのに警察が被害届を作る事を露骨に面倒臭がり、結局提出しなかった例もあるというのに、ずいぶんと親切な警察ですこと!自宅侵入&窃盗よりもポストまで立ち入る事の方が重罪ですか。(不法侵入によるビラ投函が悪い事ではないと言っているのではなく、不公平感を主張したいのです。どっちも罪ならどっちの被害届も受理してよ!と。)


ちなみに、泥棒をした元教授や、通りすがりの見ず知らずの女性に対し、力ずくで猥褻行為に及んだ検察事務官は不起訴で、猥褻な画像をプリントしたわけでなく、自分の政治的主張を書き記したビラを投函した人たちが最高裁で有罪が確定しています。何だか不平等ねぇ。(繰り返しますが、不法侵入によるビラ投函が悪い事ではないと言っているのではなく、不公平感を主張したいのです。)