フィギュアスケート/グランプリシリーズ・中国大会
・男子結果
最終順位 | 選手名 | SP | FP | 総合点 |
1位 | 織田信成 | 1位(83.35) | 1位(156.23) | (239.58) |
2位 | エバン・ライザチェク(Evan LYSACEK/アメリカ) | 3位(80.80) | 2位(151.37) | (232.17) |
3位 | セルゲイ・ボロノフ(Sergei VORONOV/ロシア) | 2位(81.40) | 3位(138.99) | (220.39) |
4位 | サミュエル・コンテスティ(Samuel CONTESTI/イタリア) | 4位(72.08) | 4位(135.77) | (207.85) |
5位 | ヤニック・ポンセロ(Yannick PONSERO/フランス) | 6位(66.65) | 6位(128.47) | (195.12) |
6位 | ステファン・カリエール(Stephen CARRIERE/アメリカ) | 7位(65.24) | 5位(129.84) | (195.08) |
7位 | チャオ・ヤン(楊超/中国) | 8位(65.10) | 8位(124.89) | (189.99) |
8位 | ケビン・レイノルズ(Kevin REYNOLDS/カナダ) | 11位(60.12) | 7位(128.35) | (188.47) |
9位 | ジンリン・グァン(関金林/中国) | 5位(66.70) | 9位(121.25) | (187.95) |
10位 | デニス・テン(Denis TEN/カザフスタン) | 9位(64.05) | 10位(118.58) | (182.63) |
11位 | アーミン・マーバヌーザデー(Armin MAHBANOOZADEH/アメリカ) | 12位(59.54) | 11位(116.99) | (176.53) |
12位 | ミン・ジュ(徐銘/中国) | 10位(61.02) | 12位(102.55) | (163.57) |
・女子結果
最終順位 | 選手名 | SP | FP | 総合点 |
1位 | 鈴木明子 | 4位(59.52) | 1位(117.14) | (176.66) |
2位 | キーラ・コルピ(Kiira KORPI/フィンランド) | 2位(61.20) | 3位(102.07) | (163.27) |
3位 | ジョアニー・ロシェット(Joannie ROCHETTE/カナダ) | 7位(52.12) | 2位(111.06) | (163.18) |
4位 | レイチェル・フラット(Rachael FLATT/アメリカ) | 5位(58.80) | 5位(98.91) | (157.71) |
5位 | 長洲未来(Mirai NAGASU/アメリカ) | 1位(62.20) | 6位(93.18) | (155.38) |
6位 | カロリーナ・コストナー(Carolina KOSTNER/イタリア) | 3位(61.12) | 7位(93.06) | (154.18) |
7位 | 村主章枝 | 6位(55.46) | 8位(90.53) | (145.99) |
8位 | ダイアン・シュミット(Diane SZMIETT/カナダ) | 11位(44.24) | 4位(100.04) | (144.28) |
9位 | ヤン・リゥ(劉艶/中国) | 8位(51.28) | 9位(81.52) | (132.80) |
10位 | ベアトリサ・リャン(Beatrisa LIANG/アメリカ) | 9位(50.76) | 10位(80.63) | (131.39) |
11位 | ビンガ・ジェン(耿冰娃/中国) | 10位(47.64) | 11位(73.56) | (121.20) |
途中棄権 | ビンシュ・ジュ(許嫁妹/中国) | 12位(37.08) | ‐ | ‐ |
中国大会。驚いた事に、今回はお客さんの反応が気にならなかった。中国人だけでなくロシア人っぽい外国人が客席に沢山来ていたから、中国人全体の意識を象徴しているわけではないのかも知れないけど、去年までは、他国の選手の演技には殆ど盛り上がりを見せず、特に日本の選手の時などは、ずっとしら〜っとしていたくせに、転倒した時だけ拍手をしたりして、かなり感じが悪かった。今回はジャンプに成功する度に、わーっと拍手や声援が上がっていた。やはり北京五輪効果か?
肝心の試合については、フィギュア界では年長者の部類に入りそうな鈴木明子選手が優勝。こういう選手の優勝って嬉しいです。荒川静香さんを指導した事でも知られるコーチがずいぶんと白髪頭になっていました。
織田信成選手も優勝で、今回は男女で優勝。でも織田選手は途中でジャンプを失敗してから、動揺が見られましたね。チャップリンを演じる時は、いくら失敗してもカメラの前であんな風に落胆した表情を見せちゃいけないよ!チョビヒゲが怒るよ!
それにしても、素人(私)には、どうにもあの『芸術点』というのがわからない。織田信成選手もそうだけど、鈴木明子選手も、フリーでの芸術点は下位の選手よりも下回っていた。信成選手の場合は芸術点78.10、2位のエバン・ライザチェクは78.50と僅差だけれど、鈴木選手は52.56、2位のジョアニー・ロシェットが58.64と6点も差をつけられていた。
この点差だったら、もし鈴木明子選手が転倒でもしていたら、そしてジョアニー・ロシェット選手がSPで好調だったら、優勝は危なかった事になる。『技術』の面では、ジョアニー・ロシェット選手はあんなにジャンプが危なっかしく、鈴木さんは目立つミスが無かったのに。その差をひっくり返す、恐るべし芸術点。うーむ・・・。