またチェンジ?!

結局、民主党の代表選は菅直人氏と小沢一郎氏の一騎打ちになりましたね。もう1人くらい立候補しちゃえば良かったのに。「空気読めねーなー!」と罵られる事間違いなし。あ、でも同類扱いされたくないから、きっと推薦人が集まらないですね。


それにしても、報道はまたも読み間違えましたね。立候補を表明する前日の夕刊には「小沢氏立候補しない方向」と書かれていました。記者クラブに象徴されるように、大手メディアの記者って、政治家側と馴れ合いになっちゃってるのか、自分の足で情報を集めるというよりも、政治家側から与えられる情報を頂く事でしか記事を作れなくなっちゃってるんじゃないか?だから小沢氏みたいに情報を与えてくれない政治家の事は推測でしか記事を書けない。しかも読み違える。こんな報道しかできない人達なのに、小沢氏を公共の電波に乗せて証拠も無いのに批判し続けるなんて。


そんないい加減なニュース番組では、菅さん続投希望派の意見として、ナントカの一つ覚えみたいに、「コロコロと総理が変わったら世界から相手にされなくなる」という街の声を流している。ちょっと話は変わるけど、景気対策で日銀の対応が遅れた事に関して何人かの経済評論家がテレビで口々に「日銀は腰抜けだ。」とコメントすると、街の声も「日銀がだらしないから・・・」と言い出す。でもこの街の人々に「日銀の何がどうだらしないと思うんですか?」と問いつめれば、多くの人が「対策が後手後手で・・・もごもご・・・」とはっきりと自分の意見を答えられないと思う。繰り返されるテレビの主張に左右されすぎ。


菅さんと小沢さんが立候補をした時の記者会見みたいなものを見たけれど、あれを見る限りだと、菅さんはすっかり官僚の手先になっていますね。官僚の手先でなく全く自分の意見なのだとしたら、それこそあの人は庶民の暮らしをわかっていない。大体、本当の庶民の暮らしがわかっていれば、この段階で消費税アップなんて言えないよ。


一部の人は消費税増税に賛成らしいけど、だったら、その賛成派の人達の所得税率をアップして欲しい。一方では一袋15円くらいのもやしを買って節約しているというのに、片一方では天下り先で税金から高額な給料を貰っているのに、実務は殆ど無し、という元官僚が沢山いるんですよ。節約生活を強いられている人達だって、国で決められた義務教育はもちろんの事、それなりの教育は受けている人達が殆どなのにこんなに格差が生じているなんて、しかも片一方は税金で裕福な暮らしをしているなんて絶対に間違っているし、まずそこを正してから消費税を上げるべき。


そんなわけで私は菅直人氏が総理続投するというのは反対なんだけど、かといって小沢一郎氏が総理というのも怖い。根拠は無いけど、この人が総理になったら大地震が起きたり、とてつもない天変地異が起きそうなんだもの。富士山大爆発とか。


もっとも、民主党員でない私には投票する権利が無いので意味がないんだけど。がっくし。