くだらない放送を望んだのは視聴者かテレビか。

 山尾志桜里議員の不倫をかばえる理由がわからない。議員である前に人間なので、感情が揺れ動くのはわかる。だけどナゼ今なの!?そのコントロールもできず、しかもきちんとした質疑応答もできず・・・。そんな人がこれから政権交代を目指す党の幹事長というのは無理だ。山尾氏が小池百合子知事のように堂々と嘘をつける人間じゃないという事は証明できたが、せめて菅官房長官の真似でもして「憶測に基づく質問には答えません」「ここは質問に答える場ではありません(えっ!?)」と乗り切るくらいのふてぶてしさはないと。(その時産経はどう批判してくるかねー。)

 しかし、山尾氏に限らず今井絵里子議員や中川議員、宮崎議員(多いな)の件と同様、マスコミ(特にテレビ)の報道の仕方には疑問を感じています。

 不倫の事よりも麻生元総理のヒトラー発言や小池百合子東京都知事の追悼文見送りの件や、菅官房長官が本質にはなんらまともに答えない記者会見を繰り返している事など、自分達の将来に影響する本気で議論できるヒリヒリとしたテーマは山ほどあるのに、人様の男女関係だなんてどうでもいい余計なお世話的な話題に終始している。電波もったいないぞー。解放しろー。

 さらに、加計氏は逃げ回ったままでテレビ局も追いかけないのに、籠池氏は自宅をマスコミに囲まれ、飼っている犬まで全国に放送される始末(かわいいけど)。マスコミは視聴者を白痴化させ、弱い者苛めをして高収入を得ているんだから、そのツケはいずれ何らかの形で返ってくるぞ。世の中ってそういうもんだ。