いつまででもやるのだ!

 今更だけど、西城秀樹さんって歌がうまいんだなー。連日テレビやラジオでじっくり歌を聴いてみてしみじみ思った。「歌のうまい歌手」が貴重になりつつある最近の日本の芸能界って一体・・・。それはさて置き、今年はショックな訃報が多くて、その度に私は落ち込んでしまうのだけれど、西城秀樹さんの場合は私が受けた衝撃よりも世の中の人々が物凄く悲しんでいるのが伝わってきて、その事に驚くと同時に、ああ、良い生き方をした人なんだな、と感じた。


 本題。
 森友&加計の問題を追及する側に対して「いつまでやってるの」とか言う人信じらんない。この問題は政治家の愛人スキャンダルと違って、『権力を扱う資格がある人達かどうか』が問われているのに。

 今起こってるわかりやすい問題に例えるなら、日大アメフト部(フェニックス)が疑惑を有耶無耶にしたままで大会に出続けるだけでなく、大学のアメフトのルールづくりまで日大が主導してやろうとしているようなものだ。そして、日大アメフト部の行為を問題視した他の大学のアメフト部が抗議の意味で試合をボイコットしようものなら「試合をドタキャンしてサボリ!」「休暇を謳歌」となぜか他大学の方をマスコミやコメンテーターが叩くようなものだ。問題が解決していないのに「いつまでこの悪質タックル問題にこだわってるの?」と日大ではなく相手チームに文句を言うようなもの。これって変でないかい?

 自民党は国会を正常に進めたいなら、まず疑惑から逃げ回ってないで野党が呼べという参考人・証人を国会に呼ぶべきだし、出せと言われた書類(文書)は全て提出す。その最低限の事もせずに権力を扱う資格はないです。不起訴になった佐川氏をもう一度証人喚問して、前回「訴追の恐れが???」と言って答えなかった質問にもきちんと答えてもらいたいし、佐川氏を捜査した大阪地検の担当検事にも話を聞きたい。本当は野党に突かれるまでもなく、自民党みずからそれを提案して疑惑を払拭して欲しいんだけど。