後を濁しまくりの鳥

 小学校の遠足みたいに「家に帰るまでがM-1です。」って言葉に笑っちゃった。そういうのをパッと思いつく人って凄いよなー。

 M-1はちゃんと見た事なかったんだけど、今年は審査員にナイツの塙さんが起用されたというので前半まで見てみた。

 例の芸人は上沼恵美子さんの審査に不満を爆発させたわけだが、仮に私が審査員だとして、私は大ウケしていたジャルジャルとかミキにちっとも笑えなかったので点数を低くしたいが、空気を読んで点数を周りに合わせなきゃいけないって事かい?じゃあ私もミキやジャルジャルの人に「右(どこに座るかわからないけど)の奴、ボケ!」と批判されていたかも。ああ怖い。お笑い芸人なのに怖い怖い。

 「いつか右の人が腹痛で緊急入院するくらい笑わせてやる!」とかポジティブな攻撃をしておけば、淡谷のり子先生と清水アキラの如く、この先の仕事につながる関係になれたのに。「ク◯」とか「ババア」「更年期障害」なんて全く工夫のない、ただただ怒りにまかせた暴言を垂れ流しただけだ。

 近年になってやっとブレークした出川哲朗さんとかは過去にこの審査よりももっと屈辱的な扱いを受けて来ただろうが、その人々を個人攻撃するようなコメントは残していない。生き残る人って違うなと思った。