兵隊の作り方

亀田騒動の陰に隠れて、政府は消費税を17%に上げようとしているぞ。言葉は悪いけど、「ふざけんなよ!」と怒鳴りたくなります。タウンミーティングで無駄にハイヤーを呼んで高い料金を使い込んだり、用も無いのに省庁で冊子を作ってみたり、建てる必要のない議員宿舎を新しく建てたり、数日しか働いていない新人議員に一ヶ月分満額の給料を支払ったり、自分たちは一切節約しないどころか、少しのお金でも使い込もうとしているのに、何故、その何十分の一くらいの収入しかない国民から吸い上げる?政府や官僚の浅ましさは度を越していて、いずれ本当に何かの崩壊を招くと思う。


第一、最初に消費税を導入した時も「福祉のため」と謳いながら、実際には介護保険も徴収しているし、障害者にも厳しい現実が突きつけられている。


今は共働きの家庭が凄く増えている。それだって、中には夫の給料だけでは子供の教育費も満足に払えないからやむを得ず仕事に出ている妻だって沢山いるはずなのに、子供の学童保育が増えたからといって、一箇所に70人を越える学童を抱える場合は補助金を削減するという動きが出ているそうです。これじゃあ少子化になるのも無理はないです。こんなギリギリで生活している家庭を困らせて、自分たちはハイヤー移動で料亭ですか。海外視察のお土産にブランド物の時計を買って、それも全て税金で。んで、予算が足りない・・・と。


今の世の中は、塾などに通わせたり、家庭教師を雇えるお金のない家に生まれた子は将来良い大学に入れないようになってきている。実際、東大に合格した生徒の実家は高収入の家庭が多いって調査結果が出ましたよね。そうやって貧富の差が教育にも影響し、どんどん格差は広がっていく。日本政府はわざとそういう世の中にしようとしているとしか思えない。そうやって知識のない人間を作り、やがて貧しい家庭の子を兵隊に持っていく気なんだろうな。(その理屈がよくわからない方はマイケル・ムーアの『華氏911』を見てください。あくまで参考程度に。)


もう一度声を枯らして言います。「ふざけんなよ!」