兵どもが夢の跡

そろそろ飽きたなーと思い始めた頃にオリンピックが終わる。ナイスタイミング。このオリンピックを見て、昔競技をやっていた人でまたやりたくなった人は多いんだろうな。私もその一人。まぁやらないんだけどね。


見ているだけでも飽きるのに、4年間トレーニングしてきた選手には結果云々に関係なく、ねぎらいの言葉しか浮かばない。本当にね、見てる人間は感動を分けて頂いてるに過ぎないんですよ。


その中でも、陸上の男子100m×4リレーのレースシーンは何度見ても感動する。最初に見た時は気が付かなかったんだけど、ゴールシーンで中国がゴールし終えた後、なぜか第3走者のボルトがゴールするのが見えた。きっと自分がバトンを渡したアンカーへの思いと、自分のレースでの勢いが余っての事なんだろう。もっと長いVTRを見ていないのでわからないけど、多分ゴールまで追ってきた選手はボルトだけだったと思う。


おどけたポーズをとるから才能におごっているように見えるけど、実は勝ちたいという気持ちは人一倍強いんだなとわかる場面だった。