閉ざされた門

自民党全然変わる気ないみたい。国民に一番近い状態の党員の意見なんか、受け入れる気はさらさらないんだ。


以下の記事の実際の様子をニュースで見たんだけど、本当に、河野太郎氏と丸山和也氏が挙手しているのに、全く無視して「これにて終了します」というアナウンスが流れていた。何か暴言を吐いているのなら無視も仕方ないかも知れないけど、一国民が聞いた分にはごくごく当たり前の意見。しかも手を挙げているのは自分達の仲間じゃん。仲間の意見さえ聞けない独裁になってしまったという事なんだろうか。


これは報道ステーションでやっていたんだけど、きっと、戦争と安倍が大好きなフジテレビや、あの宗教団体系の番組の多い(という事は自民・公明に与党でいて欲しい)日本テレビでは報道しないだろうなと思う。もしやるとしても、福田氏が話すところとか、退席するところとかまでで、河野太郎氏が「党員への投票権を認めるべき」と発言し、さらに無視されてるところは流さないはず。流すとしたら、河野太郎氏の意見を受け入れる事にした時だ。そして、「私たちは開かれた自民党になりましたよ」とアピールしたい時。そのうち、こういう集会の撮影さえ禁止になるかもね。


全党員で選挙を、中堅若手の不満が爆発/自民党総裁選

(抜粋)
自民党総裁選をめぐり三日、若手中堅議員の不満が爆発した。午後に開かれた両院議員総会河野太郎氏(衆院神奈川15区)らが「総裁選はすべての党員が投票すべき」と、選挙方法に異議を唱えたものの、受け入れられなかった。しかも質疑も打ち切り。河野氏は「あまりの危機感のなさに心底あきれた。末期的だ」と党執行部を厳しく批判した。

今回の総裁選は党所属衆参両院議員票三百八十七、地方票百四十一(各都道府県連三票)の計五百二十八票で争われる。

2008/09/03 神奈川新聞より