東野圭吾クドカンが好きなので『流星の絆』を見てみたんだけど、あ〜尾美としのりさんと三浦友和さんの演技力がモッタイナイ!と正直思いました。


あ、でもジャニーズのヒョロっとした顔の方は良かったなぁ。要潤さんも良かった。でも、二宮って人が演技をしているのを初めて見たけど、演技派なんて誰が言ってるの?と思いました。強いて言うならキムタクタイプというか、なんか「俺は名優」とばかりに勝手な間とか表情を作りすぎていると思った。まぁどう感じるかは人それぞれだけど。


ついでに言うと、子役も上手じゃなかった。同じく東野圭吾さん原作の『白夜行』の時の子役は男の子も女の子も子供ながらプロというか、すごく上手で、成長して大人の役者に代わった時にガッカリしてしまった程。


人気のあるアイドルを使わないとお金が集まりにくいのはわかるんだけど、全体的に原作がもったいない感じだった。内田朝陽の芝居が見たい。『ゴンゾウ』最高だった。


こっちのドラマの方は放送の時に見て、NHKの『スポーツ大陸』の楽天・岩隈投手の方は録画して今見終えました。この人って例の宗教の信者さんなんですよね。録画する前に撮ってまで見るべきかどうかちょっと戸惑ったけど、スポーツは信仰とは別だね、と思い見る事に決めたんだけど、最後の最後に青いグローブ、そこに黄色の刺繍、そして赤い楽天カラーを一画面に同時に写された時には、「ああ、やっぱり・・・」とガッカリし、そういう編集をしたNHKに寒気と怒りを覚えました。NHKは古森が委員長になってから代わったよね。久本とかやたらと出るし。


あの宗教の赤・青・黄を多用する意味についてはそれぞれ調べて頂きたいんだけど、最近民放でもNHKでも、この色をテロップやセットに使う番組が頻発してますよね。最初はサブリミナル効果で国民を洗脳しているのかと思ったんだけど、これは信者へ向けてのメッセージだなと思い始めています。以前に芸能ニュースで氷川きよしのコンサート風景を取材していたんだけど、お客さんへのインタビュー中に、例の3色をバックに氷川の写真を貼り付けた旗だか布だかを持っている他の客が写ってた。さすがにその人にインタビューはしてなかったけど。それって誰かを勧誘する目的というよりは、仲間である目印かなと思う。今日もああやって岩隈のドキュメントでラストにあの3色が出ると、信者は「私たちの仲間が頑張っているわ」と結束を固くするし、何かテレビを通じてつながっている感じをすごく得ると思う。彼氏が芸人で、生放送で彼である芸人が自分だけにわかるように暗号とかを言ってくれたら、普通に言われるよりも数倍特別な感じがするのと一緒。


信仰は別に悪くないけど、あの宗教団体の場合は政党も持っている。(否定してるけど、選挙の度に近所の信者に公明党に入れてと頼まれるし、代議士の活躍を収めたビデオも何本も見せられた。)これは憲法違反なのに、何故曖昧にしているんだろう?宗教が国を治める危険をもっと親身に感じなきゃいけないのに。


流星の絆』は偶然だろうけど、岩隈投手のグローブに刻まれた絆という文字は、最近やたらと聞くキーワードだし、数年前の24時間テレビでもテーマになっていた。絆で選挙を乗り越えようとか裏で言ってなきゃいいんだけど。