フィギュアスケートのNHK杯終わる

福原愛ちゃんが帰国し、空港に詰め掛けた報道陣に頭を下げた様子を今朝テレビで見たけれど、20歳と18歳の恋愛に血眼になってる報道陣も情けないよなぁ。視聴者だって興味ない(そっと見守りたい)よ。


とは言いつつ、愛ちゃんが好きなので心配で色々な局をザッピングしてしまったんだけど、日本テレビテレビ朝日も(TBSは見逃した)「愛ちゃんに謝らせちゃって、私たちマスコミの方が逆にすみません」という反省色の強い放送の仕方だったんだけど、戦争賛成のフジはさすが、「愛ちゃんダンマリ」「錦織圭選手の名前を聞いて思わずにっこり(ただレポーターが言葉をつっかえたので笑っただけなのに)」とか、謝罪に対しても「やっとコメントをした」という感じだった。挙句の果てには食い込み眼鏡蝶ネクタイ豚野郎(軽部)が、謝罪した愛ちゃんの映像が流れた後ボソッと「これでまた好感度が上がるな」と呟いていました。


本題。
フィギュアスケートNHK杯は、男女とも粒ぞろいで、特に男子はジャンプなどでは大きな差はなく、あとはジャンプを演技のどこで入れるかなどの構成やステップやスピン、回転の着地などの素人目(私)にはわからない部分での勝負なんだろうなと思いました。


個人的には、いつも危うげなジョニー・ウイアー選手が、直前の滑走者だったポンセロ選手の好演技に動揺してはいないだろうか?と心配になりました。


織田信成選手は、ニコライ・モロゾフマジックというか、演技構成の勝利という気がしました。体の伸びやかさは健在でしたね。


女子は、演技を立て直した浅田真央選手の演技に惚れ惚れしました。この選手はステップでもずば抜けているよなぁと私は思うのですが。キム・ヨナ選手も、汚らわしくない妖艶さがあって魅力的なんだけど、2人とも絶好調な状態だったら恐らく浅田真央選手の方が上なんじゃないかな。


中野友加里選手はFPでは素晴らしかった。海外(欧米)の選手に比べ練習熱心な日本人選手の中でも、中野選手は本当に努力家らしいので、どうか神様中野選手に勝利の喜びを。アメリカ大会では、安藤美姫選手より順位が上だったのに、民放の多くは安藤選手ばかり取り上げていて不愉快でした。これは安藤選手の望んだ事ではないのはわかるけど、安藤選手のイメージにも良い影響を及ぼさないと思う。選手にくっついているスポンサーだかなんだか知らないが、良い成績を獲った選手に光を当てるのは当然だろうに。お金が一番好きな人たちが、スポーツが金儲けになると気がついてからというもの、どうも納得いかない不自然な露出が目立つ。(私もお金は好きだけど、一番ではない。)



NHK杯をもってグランプリシリーズが終わり、ファイナル進出者が決まりました。日にちが経ってしまったのでもうご存知でしょうが一応メモ。

・女子シングル出場選手(成績順)
キム・ヨナ(韓国)
ジョアニー・ロシェット(カナダ)
浅田真央(日本)
カロリーナ・コストナー(イタリア)
中野友加里(日本)
安藤美姫(日本)

日本勢強い。更に村主さんがいれば最高だったのになぁ。

・男子シングル出場選手
パトリック・チャン(カナダ)
小塚嵩彦(日本)
ジョニー・ウィアーアメリカ)
ブライアン・ジュベール(フランス)
ジェレミー・アボットアメリカ)
トマシュ・ベルネルチェコ

日本の小塚選手はシリーズ大会を見る限りは安定していますよね。ただ、高橋大輔選手が欠場した事で、協会が五輪枠獲得に向けて露骨に圧力をかけているので、変なプレッシャーを感じていなければいいのだけれど。


・フィギュア:故障の高橋、一転して世界代表も 理事会決定毎日新聞より抜粋

林泰章会長代行は「織田(信成=関大)と小塚(崇彦=トヨタ自動車)がよほど頑張らないと、バンクーバー五輪の出場枠3枠確保は難しい。現実的に高橋の出場は極めて難しいが、可能性は残したい」と説明した。

こんなコメント、選手の耳に入るような公な形で発表したらダメじゃん!