薩摩びいき

篤姫』が終わりましたね。宮崎あおいちゃん可愛い!しかも芯が強そうでいい。和宮堀北真希さん(漢字に自信なし)も素敵だったー。偉そうに言わせて貰えば、存在感など周囲を圧倒させる雰囲気は宮崎あおいちゃんの方があると思うけど、台詞の言い方、発声は堀北真希さんの方が器用な印象を受けました。自分らしさというものを殺せる人だね。結果それが彼女らしさになっていくというか。ややこしい。


個人的には若手の男子頑張れという感じです。北大路欣也さんや中村梅雀さんや堺雅人さんや長塚京三さんなど舞台経験が豊富だったり、芸歴が長い役者さんの出演シーンは素晴らしく、ドラマである事も忘れて感情移入してしまうし、基本は史実なのでストーリーもわかっているのにハラハラしたりしてしまった(特に無血開城を交渉し終えた後の北大路欣也さん)けど、若い役者さんだったり、ネプチューンだったりする人の場面はどうにもその芸能人本人が頑張って演じているようにしか見えず冷めました。ガクッ!


視聴率が30%超えるかと期待されていたけど超えなかった・・・と聞いたのですが、きっと少しでも先に見たい人が、放送時間が早いハイビジョンの方で見てしまったりしたのではないでしょうか。ちなみに私はビデオで見ました。ゆっくりと。こんな人もいる。


それにしても、このドラマの大筋を作った人ってかなり薩摩&島津斉彬を賛歌してますよね。無血開城の時の「父上(斉彬)がこの国を救ったのじゃなぁ」という篤姫の台詞には「ドサクサに紛れて・・・」と違和感を感じずにはいられませんでした。


次は戦国ですか。妻夫木聡さんはともかく、あの宮崎あおいちゃんの後に常盤貴子さんや長澤まさみさんを見ると、「うへー、ズベ公だなー。」とつい思ってしまいます。その言葉の意味はよく知らないのですが、ゴロから伝わるニュアンスはまさにこの人たちにピッタリ。良くも悪くも『ザ・芸能界』って感じです。