なぜナイツはM-1でタブーを犯したのか?

麻生内閣の支持率が日を増すごとに反比例して減っていく。でも、渡辺喜美議員の事は刺客を送るまでもなく気にしないで大丈夫だと思う。これが、渡辺喜美議員が総裁選に立候補していて、街頭演説で官僚天下り撤廃と叫んでいれば話は違ったけれど。せめて山本一太議員のように、20人集まらなくても立候補の意思だけでも表明していれば良かったのに。それもせずに、麻生内閣が傾いてからわーわー言ってるのだから、自分が政権を握りたいんだとしか思えない。


麻生総理が支持率を上げたいのなら、「国会議員の給料を10%削減します。」と確実に実行に移せるように約束すればいい。絶対支持率が上がるし、これをするのなら消費税も上がってもしょうがないか・・・と思う国民も増えるでしょう。自分たちは減らせないのに人にばっかり押し付けなさんなと言いたい。


本題。
M-1グランプリを見ました。生放送では見られなかったんだけど、翌朝になったら芸能ニュースで流れちゃうから、なんとか昨夜のうちにと焦りながら見ました。


決勝進出を決める時と、決勝の時と、2回のネタを見て一度もクスリと笑えなかったコンビが優勝しました。これが地域性なのだとしたら、もっと審査員の関西・関東・東北などの地域を平等にして欲しい。東の人間はA、西のコンビはBを選んだ時、西が優先されるような今の決定権の偏りには納得がいかない。それが嫌ならば関西地方だけで放送しておくれと言いたくなったけど、冷静に振り返れば、過去のM-1グランプリ獲得者も後々に売れてないし(面白いと思うコンビはあるけど)、そんなに権威を深刻に考える賞でもないんだなーと思ったら納得できました。ただ昨年のサンドウィッチマンの勝ち方がとっても爽快感のあるものだったので、その反動が激しいのかも知れません。


面白い人が勝つのか、上手い人が勝つのか、そもそも面白いって人それぞれ違うよなーと思うと結果に文句を言ったらきりがないので、それはもう忘れますが、それを差し置いても残念なのがナイツの決勝のネタです。


何故オリンピックのネタをやらなかったんだろう?そして他にも面白いネタを沢山持っているのに何故決勝でSMAPネタ?しかも、今となっては芸能レポーターはともかく、芸能人が口にしちゃいけない空気のあるコウダクミと中居正広の熱愛の話題を何故生放送で?ある意味宗教的な仲間である事務所に所属しているオードリーに気を遣ったとか?いやいや、これは真剣勝負をしている人たちに対してあまりにも失礼な邪推だ。


全ての番組をチェックしていないので正確な所はわからないけど、少なくとも朝の情報番組ではもうこの話題には触れていないし、規制のゆるいラジオでさえ、つい最近ある芸能人がその熱愛の話題に触れそうになった所でその話題を止めて、「あー、今危なかった。」と自主規制をかけていました。そんな話題をテレビの漫才で!テレビ局の人には、ネタ見せって事前にやるものじゃないのかなぁ。以前にも同じネタをテレビで見た事があるけど、その時はどうだったのか覚えてないや。どっちにしろ、ジャニーズを敵に回すような話題に触れちゃったんだから、今後も芸能活動を続けたい審査員達は票を入れるはずがないわね。審査員にとっては、そんなに面白いネタじゃなかったのが救いかも。