お笑い記者会見

国の恥・・・と思いながらも中川昭一議員の記者会見に爆笑してしまった。これが『ピンモネア』だったら中川昭一は100万円を獲れただろうね。(※ちなみにピンモネアとは、ウッチャンナンチャンが司会のTBSのバラエティ『イロモネア』の中の別企画で、芸人さんがピンで手術室や教室など様々なシチュエーションで笑いをとり、観客の中から無作為で選ばれた人が笑えばクリア、というもので、途中までは5人中3人が笑えば合格なんだけど、最後は5人全員が笑わせなければならず、未だにクリアした人はいない。そして最後のシチュエーションは記者会見なのです。)


今回のオネムの真相はわからないけど、今日の釈明などを見る限り、本当に世襲議員は世間知らずに育ってしまった人たちだねーとウンザリさせられました。バレバレの嘘でも、言い張ってしまえばどうにか自分の思い通りになると思っているあたりが、親の愛は知らないが、ワガママだけは受け入れられたダダッ子みたい。自分をちゃんと叱ってくれる人や、本気で喧嘩ができる同等の友人がいないまま大人になったから、相手が自分をどういう思いで見ているかとか、そういう第三の目線の想像ができない。この言い訳のゴリ押し感がバンソウコウ議員こと赤城元農水省大臣を思い起こさせた。この人の祖父も議員でしたよね。


赤城議員の騒動の時は、安倍内閣の末期を予兆していたけど、今回の中川昭一のオネム会見は現政権の崩壊だけでなく、議員のゴマすりばかりで突っ込んだ質問のできない番記者記者クラブ)の問題点とか、中川昭一の失態をあえて世間に知らしめた官僚の思惑など、様々な事が盛り込まれてるような気がしました。私がこの会見の映像を見て真っ先に感じたのは「これは甘利議員に対する官僚の復讐だな。」という事だけど。「議員なんて俺達がいなければこんなに無能な奴らなんだぞ!」という官僚たちの声が聞こえる・・・。