ドラマ『風に舞いあがるビニールシート』

NHKのドラマ『風に舞いあがるビニールシート』を見ました。
公式HPより


UNHCR東京事務所で働く若き日本人女性を主人公とした同名の短編小説を原作に、男女の愛をきっかけに、世界で懸命に生きる人々への愛に気づき、新たな一歩を踏み出す女性の姿を描きます。



ちなみにUNHCRというのは国連難民高等弁務官事務所。世界中の紛争や迫害によって難民となった人々を保護し、難民問題解決に向けて活動する国連の機関だそうです。(これも公式HPより)


主演の吹石一恵さんは、こういう、賢くて多少融通が利かない役がハマる。(本人がそういう人、という意味でなくあくまで演技が。)本人に関しては、嘘のつけない真面目で誠実な印象があるので、『ROOKIES』の女版ばりに熱血教師というのも似合うかも。


このドラマは、エンディングの写真にも象徴されてるんだけど、お涙頂戴の感動場面ではないのに、何故か自然と涙が湧いて出るような不思議な感覚に包まれました。ドラマ全体に溢れる躍動感というか、ドラマそのものに生命力や息吹きを感じて、本当に登場人物たちがどこかで今も頑張っているような気にもさせられます。


このままの感じで最後まで進んでいくのだとしたら、すごく心に残るドラマになりそうな予感がします。