鳩山由紀夫首相の所信表明演説

リンカーン』の浜ちゃんの鼻フック顔に笑いすぎて、「この浜ちゃんの画像を、落ち込んでいる全ての人に!」と本気で思った。あー、お腹がよじれるほど笑える幸せを噛み締めた。


本題。
鳩山由紀夫首相の所信表明報道が酒井法子の裁判に潰されている理不尽さ。でも、新聞には全文が載っていて、それを読んだら感動する内容だった。だからこそ余計に、報道の時間が削られた事が悔やまれる。日本の総理大臣がこんなに優しい内容の所信表明演説をした事って、過去にあったんだろうか?私は無党派だけど、この演説が本音なら、民主党政権を応援したくなる。理想が含まれていたっていいのだ。最終的なゴールとしての方向がそこならば。


特に私がグッときたのはここ。

すべての人々が偏見から解放され、分け隔てなく参加できる社会、先住民族であるアイヌの方々の歴史や文化を尊重するなど、多文化が共生し、誰もが尊厳を持って、生き生きと暮らせる社会を実現することが、私の進める友愛政治の目標となります。



先週の『TVタックル』で自民党の人が、「鳩山首相の発言はぶれている。もしこれが麻生総理(の頃)だったら、もっとマスコミに叩かれていたはずだ。」と言っていたんだけど、マスコミがどう叩くかははっきり言ってどうでも良い。マスコミは真実で叩くのではなく目的があって叩くから。そしておそらくマスコミが自民党のお望み通りに「鳩山首相ブレすぎ!」と叩いたとしても、そんなに国民はのってこないと思う。だって、ブレていい所(再検討して欲しいところ)でブレているんだもの。つまり、鳩山首相は「聞く耳を持っている」という印象なのです。しかも、麻生元首相の場合、ブレるのは国民の声を聞いて、国民のためでなく、全部自分や自民党の立場のため。国民があんなに「還付金なんていらないぞ」「ETC割引は差別だ」「地デジやめろ」と言っても全く聞かない。そんで、「還付金を私は貰いません」とか「やっぱり貰う」とか、そんな点でブレてんの。どうでもいいよ・・・。


鳩山さん、どんどんブレていいから、今からでもこども手当はやめて欲しい。ただ、親のせいで子供の成績=将来の進路、まで大幅に差がついてしまうのはやっぱり良くないと思うので、その辺の差を埋めるような政策に転換して欲しい。公立の小学校を無料にするとか、教科書や給食費無料とか、優秀な生徒が私立小・中学校に進学するのを援助するとか、小児がん治療など、本当にお金を必要としている家庭を助けて欲しい。