フィギュアスケート/グランプリファイナル
・男子結果
最終順位 | 選手名 | SP | FP | 総合点 |
1位 | エバン・ライサチェック( Evan LYSACEK/アメリカ) | 2位(89.85) | 1位(159.60) | (249.45) |
2位 | 織田 信成 | 3位(87.65) | 3位(155.71) | (243.36) |
3位 | ジョニー・ウィアー( Johnny WEIR/アメリカ) | 4位(84.60) | 4位(152.75) | (237.35) |
4位 | ジェレミー・アボット( Jeremy ABBOTT/アメリカ) | 5位(76.65) | 2位(158.73) | (235.38) |
5位 | 高橋 大輔 | 1位(89.95) | 5位(134.65) | (224.60) |
6位 | トマシュ・ベルネル(Tomas VERNER/チェコ) | 6位(70.17) | 6位(122.15) | (192.32) |
・女子結果
最終順位 | 選手名 | SP | FP | 総合点 |
1位 | キム・ヨナ(金 妍兒/韓国) | 2位(65.64) | 1位(123.22) | (188.86) |
2位 | 安藤 美姫 | 1位(66.20) | 2位(119.74) | (185.94) |
3位 | 鈴木 明子 | 5位(57.54) | 3位(116.46) | (174.00) |
4位 | アシュリー・ワグナー(Ashley WAGNER/アメリカ) | 6位(54.26) | 4位(107.81) | (162.07) |
5位 | ジョアニー・ロシェット(Joannie ROCHETTE/カナダ) | 4位(60.94) | 5位(95.77) | (156.71) |
6位 | アリーナ・レオノワ(Alena LEONOVA/ロシア) | 3位(61.60) | 6位(94.95) | (156.55) |
まさかのブライアン・ジュベールの欠場。前にもこんな事が無かったっけ?「ブレードが骨まで達した。ブライアンは骨が見えたと言っていた。」って、文字を読むだけで力が抜ける痛々しさ。オリンピックに間に合えばいいのだけれど・・・。
肝心の試合については、織田信成選手と安藤美姫選手が五輪出場権を獲得したけど、どちらも無難な試合運びで、はっきり言って盛り上がらなかった。(少なくとも私は)両選手を指導しているのはニコライ・モロゾフさんなので、日本スケート協会は舌打ちしたい気分でしょうが、私としては、露骨なまでに高橋大輔選手だけをプッシュして「怪我からの復帰!」とドキュメントで各局の放送局に流させている状況を見ると、高橋大輔選手も織田信成選手も同じ位好きな私でさえ「信成頑張れ」と応援したくなります。日本人にありがちな判官びいきの血が私にも流れているのでしょうか。
ただ織田信成選手は感情面が不安定過ぎる。演技の結果が顔に露骨に出て、そのへんは高橋大輔選手を見習って欲しいなーと思います。しかもチャップリンを演じているんだから。(って前にも書いたな。)
安藤美姫選手も、演技終了後すぐに首を傾げたりして、見ている方は興醒めなんだけど、でもキム・ヨナ選手や浅田真央選手と違って、精神的な強さが感じられるので、やっぱり順当にいけばミキティが金メダルかなーとも思ったり。こればっかりはわからないけど、でも、観客の1人として言えるのは、これまでの試合で出来ていない事が、五輪の大舞台で偶然成功するほどオリンピックの舞台は優しくない、と言う事です。だから、今回4回転を回避した織田信成選手の選択は、プルシェンコ選手やジュベール選手、そして果敢に挑戦した高橋大輔選手と比べた時にどう響くかなーと心配です。