ファインプレーの応酬

テニスのウィンブルドン選手権は第一週が終了。NHKで放送している試合を見る限り、本当にベストゲームばかり。


特に男子は、オープニングマッチのロジャー フェデラー対アレハンドロ ファジャ(5-7,4-6,6-4,7-6,6-0)に始まり、2回戦のアンディ ロディック対ミカエル ロドラ(4-6,6-4,6-1,7-6)、3回戦のレイトン ヒューイット対ガエル モンフィス(6-3,7-6,6-4)、 ラファエル ナダル対フィリップ ペシュナー(6-4,4-6,6-7,6-2,6-3)など、格上が格下の選手に苦しめられ、どちらが勝ってもおかしくないくらい互いにファインプレイの連続で面白い。モンフィスは良く言えば天才型だけど、集中力にムラがある。モンフィスといいロドラといい、190センチ越えの高身長だと、ロブも意味なしという感じですね。


最終的には、体力的、精神的に絶対に諦めない方が勝っているなという印象。技術的にはどちらが勝ってもおかしくない。


諦めない精神の代表と言えばやっぱりナダルなんだけど、足が痛いみたいで心配です。


この大会ではテニス史上最長の試合時間が更新されたけれど、それが象徴しているように、この先も数々の過酷な試合展開が予想されます。私はナダルを応援しているけど、今回はヒューイットが決勝に進むかなー。


日本人選手の二回戦の結果
森田あゆみ(世界ランク101位)VS○ドミニカ・チブルコワ(スロバキア/世界ランク 46位)
6-7,7-6,7-5


奈良くるみ(世界ランク149位)VS○ナ・リー(中国/世界ランク12位)
2-6,4-6


ここで日本選手は全員敗退してしまいましたが、若い選手に期待が持てそうな印象です。くだらないメンツばかりを気にする協会からは賛否両論あるようだけど、やっぱり世界を知っている伊達さんが復活した事がいい刺激になっているんじゃないかなと私は思いました。