ハギシリ

毎年、終戦記念日が近づくと、テレビ番組で戦争に関する特番が増えるけれど、今年は例年に無い変化がありました。それは、「なぜ日本が戦争を始めてしまったのか?」や「戦争で日本の軍人は何をしたのか?」が多く語られるようになった点です。これは、政権交代が行われた事と無関係ではないでしょう。


売れれさえすれば良いというコンセプトのへっぽこ週刊誌の見出しで「民主党はこの国をどうしたいのか?」という主旨の言葉が書かれているんだけど、それを目にする度に、じゃあ自民党が作ったこの現状は何なんだよといつも思います。


私も民主党を応援してはいない(というか私は特定の政党を支持する程、政党を信用していない)けれど、民主党売国党扱いして、さらに再び自民党政権に戻そうとする動きには猛烈に反対します。なんだい、小泉Jr.を担ぎ出してみたり、「若手に交代するべき」と主張して選んだ参院議員会長が世襲議員中曽根弘文って。


本題。
今週の『うぬぼれ刑事』のゲストは小雪さん。ああ、小雪さん綺麗。ドラマも面白かった。


美人な女優さんは多いけれど、小雪さんの場合は、一度見て綺麗とすぐに思った後、その美しさが数秒後にじんわりと心に沁みてくる美人だなと思う。小雪さんに対しては常にそう思っているから以前も書いたかも知れないけれど、本当に同じ空間に存在している人なのかしら?と思わせる、どこか別次元にいるような気にさせる人です。角度を変えると浮いて見える、3Dカードを見ているみたい。夢が壊れるから、普段はドラマや映画のメイキングとか見たくないんだけど、今回のは小雪さんがどうやって撮影に挑んでいたのか見てみたいな、と思いました。


長瀬智也さんはいいですね。あなたこそピュアだ、と思いました。一方、生田斗真さんはコメディはあまりうまくないな、と思いました。以前『魔王』というドラマに出ていた時の、シリアスで熱過ぎる刑事役の時はいいなと思ったんだけど。ああ、またあのドラマ見たいな。再放送してくれないかなー。今思えば主演は嵐の大野智さんだったけど、まだ今のような嵐ブームが来る前だった。ドラマも面白かったし、今だったらもうちょっとヒットしたんじゃないだろうか?


TBSはマツコ・デラックスを起用するのも早かったし、戦場カメラマンの渡部陽一さんを見つけたし、目のつけどころはいいんだけど、どうにも旬が読めないというか、読めても使い方が下手なんだね。いっそプライドを捨てて、才能のある外部の人にゼロから教えてもらえばいいのに。


話がそれてしまいましたが、今回は初めて殺人を犯さないヒロインでしたね。ただ、誘拐は重罪なので、それをやってしまった時は「あー、勿体ない。」と残念に思いました。