ジャイアン的国民

2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロで被害に遭い崩壊したニューヨークの世界貿易センタービルの付近に、イスラム教の礼拝所であるモスクを建設しようとしている事に、一部市民やテロ被害に遭った人の遺族が大反発をしているそうです。


遺族が反対する気持ちはわかる。日本でも、サリン事件がオウム真理教による犯行だとわかってからは、各地でオウム(現アーレフ)の施設が建設されようとする度に、近隣住民から反対運動が起きているし、自分もそこの住民だったらやっぱり反対するだろう。


でも、オウムの場合は、実際に犯行を起こした団体だけど、アメリカのテロの犯行グループの場合はイスラム原理主義で、今モスクを建設しようとしている本来のイスラム教徒達とは違う団体だし、主義主張も全然違う。


こうなっちゃうと私のアメリカ白人嫌いの血がまた沸々と湧いてきちゃうんだけど、そもそも今アメリカに住んでいる白人たちの先祖はヨーロッパ大陸からの移民のくせに、偉そうに他の人達を排除してるんじゃないよと腹が立つ。アフリカ大陸にだって白人が移り住んで我が物顔で生活し、しかも本来住んでいた黒人の人達を差別していた。何様だい。本当にね、偉そうにするならヨーロッパ大陸に帰れと言いたいです。


ちょっと話はずれるけど、日本の天皇陛下に深々とお辞儀をしたオバマ大統領に対してバッシングしたり、アメリカ白人というよりも、アメリカの保守層(ブッシュやらサラ・ペイリンやらの共和党を支持している人達)は思考力が無くってヤバいね。