『SPEC』第3話

アナグロ!って。私はドラマや映画を見る時は、なるべく最初にあらすじを読まないようにしているので、第三話にしてやっと何をテーマにしたドラマなのかが理解できてきました。それぞれに特殊能力を持った人間達が謎の組織を組んでいる、もしくは組もうとしている側と、その組織を追う側の戦いみたい。


第一話が運動能力で、第二話が聴力(耳)で、第三話が憑依(心)か。そのうち「目」「鼻」「声」「爪」「毛」などで特殊能力を発揮する人間が現れるのだろうか。「胃」とか内臓系もあなどれない。これは面白いドラマになるかも!あたい、またドラマを信じてみようかな。(詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/sono_toki-doki/20101018


先程も書きましたが、今回のテーマは憑依。教授を殺した林実に関しては、この人は嘘をついているな(憑依のふりをして殺人を行った)、と私にも見当がついたけど、このドラマではその事自体は大きな問題ではなく、本当の問題はこの林実が自在に憑依を行える特殊能力の持ち主だったという所にあった。デンゼル・ワシントン主演の『悪魔を憐れむ歌』みたいだ。   


SPEC集団の組織について、ドラマを見る限り、加瀬亮さんはまだ何も知らないようだけど、戸田恵梨香さんの方はちょっと知っている、または関わっているみたい。その辺の匂わせ方も、神木隆之介さんと戸田恵梨香さんが互いの名前を口に出す事で視聴者(私)にわからせるという方法が渋くてかっこ良かった。「当麻」って声に出すと「トーマ」だから、なんか舞台の『トーマの心臓』を思い出した。1人連想ゲーム。