グランプリシリーズ 中国大会

・男子結果

最終順位選手名SP FS総合点
1位 小塚崇彦 1位(77.40) 1位(156.11) (233.51)
2位 ブランドン・ムロズ(Brandon MROZ/アメリカ)
4位(69.84) 2位(146.96) (216.80)
3位 トマシュ・ベルネルTomas VERNERチェコ 3位(70.31) 3位(144.50) (214.81)
4位 ブライアン・ジュベールBrian JOUBERTフランス
2位(74.80 ) 5位(135.49) (210.29)
5位 町田樹 Tatsuki MACHIDA日本) 7位(66.78) 6位(134.17) (200.95)
6位 サミュエル・コンテスティ
Samuel CONTESTI/イタリア)
9位(60.60) 4位(138.24) (198.84)
7位 ロス・マイナーRoss MINERアメリカ) 6位(67.10) 8位(130.03) (197.13)
8位 関金林(Jinlin GUAN/中国) 8位(64.95) 7位(131.97) (196.92)
9位 ペテル・リーバース(Peter LIEBERS/ドイツ) 10位(59.78) 9位(116.16) (175.94)
10位 呉家亮
(Jialiang WU/中国)
11位(57.76) 10位(114.80) (172.56)
11位 陳沛トウ
(Peitong CHEN/中国)
12位(54.85) 11位(95.84) (150.69)
  セルゲイ・ボロノフSergei VORONOV/ロシア) 5位(68.70)   (棄権)
  


・女子結果


最終順位選手名SP FS総合点
1位 安藤美姫 3位(56.11) 1位(116.10) (172.21)
2位 鈴木明子
2位(57.90) 2位(104.89) (162.86)
3位 アリーナ・レオノワAlena LEONOVA/ロシア) 5位(50.79) 3位(97.82)(148.61)
4位 長洲未来Mirai NAGASUアメリカ) 1位(58.76) 5位(87.47) (146.23)
5位 耿冰娃(Bingwa GENG/中国) 4位(51.09) 4位(91.39) (142.48)
6位 アマンダ・ドブス
Amanda DOBBSアメリカ)
7位(46.73) 6位(85.72) (132.45)
7位 ジョシ・ヘルゲションン
(Joshi HELGESSON/スウェーデン
6位(48.83) 7位(82.57) (131.40)
8位 クリスティーン・ムサデンバ
(Kristine MUSADEMBA/アメリ
8位(40.80) 8位(78.65) (119.45)
9位 カク・ミンジョン(Min-Jeong KWAK/韓国)
9位(38.83) 9位(75.15) (113.98)
10位 ダイアン・シュミット(Diane SZMIETT/カナダ) 10位(38.17) 10位(57.26) (95.43)
  朱秋穎(Qiuying ZHU/中国) 11位(35.61)   (棄権)


女子の方の実況アナウンサーが良かったです。男子の方はまだまだ事前の勉強が足りないぞと思いました。演技の感想っていうのは、言われなくても見ている人それぞれが感じるものなので、やっぱり実況の人には見ているだけじゃわからない情報を伝えて欲しいものです。


放送は、悲しい程に女子中心でした。男子なんて、表彰台に上った人の演技すら放送されない選手がいるんだから。いきなり結果だけで「2位ムロズ」って言われても。視聴率の差か・・・。正直私は、女子のフィギュアばかり夢中になって見ている男性を心の中で「ドスケベ」と呼んでいます。特に「俺はスポーツとして見ているんだ」と言いつつ、より迫力のある男子の演技を見ない奴。二重の意味でイヤらしい。


くだらない話はともかく、安藤美姫選手がSP3位から逆転優勝を果たしました。やっぱり実力というか、出来る技の基礎点が高いから強い。可愛い、から綺麗、に変わりましたよね。


鈴木明子選手も、後半崩れたけれど、2位で踏ん張れて良かったです。鈴木選手は演技中の表情が豊かで、それでいて不自然でなく素敵です。インタビューでは「人間としての温かみを表現したい」と話していたけれど、「ちゃんと表現できてますよ!」と伝えたいです。


3位に入ったロシアのアリーナ・レオノワ選手のSPはピエロを演じたんだけど、表現力が凄くある選手なのでとても似合っていました。だけど髪型は似合っていなかった。


アメリカの選手にドブスという選手がいたんだけど綺麗だった。この選手がもっと伸びてきたら、スポーツ新聞に「美しいドブス」とか書かれそう。スター性というか、華のある選手だなーと私は感じたんだけど、アメリカの選手って第2の人生の事も凄く考えているから、どこまでスケートにのめり込んでいるのかがまだわからない。


長洲未来選手はミスもあったけど、全体的に演技にキレがあって、見ていると目が離せなくなる魅力がある。笑顔が赤ちゃんのように可愛いので、日本の年上の女性に好かれそう。母、そして祖母目線で。


中国の観客は野次こそ飛ばさなかったけれど、他国の選手の演技には相変わらず無関心でしたね。それでも、北京五輪以前の中国大会よりは数段マナーが良くなっている。ステップの時に手拍子が無かったりしたし、もしかしたら見方を知らないのかも。でも、中国の選手の演技中に、アナウンサーがとても好意的に中国人選手を紹介していたので良かった。やはり、同じ土俵に上がるのではなく、ここは大人の対応が美しい。


ブライアン・ジュベールはコーチを替えたんですかね。雑誌のインタビューでは、バンクーバーオリンピックでの惨敗の原因はそれまでの自分の生活や振る舞いに問題があった、と反省していたけれど。NHKのドキュメントなどを見る限り、以前のコーチともいい関係を築いていたように見えただけに気になるところです。