『SPEC』最終回 雑感

※こっちの感想は作品そのものの感想とは違って、企画だとかスポンサーだとか、そういう背後への意見なので今回は分けました。


一見した時は正直『熱海の捜査官』の裏切られた感再びか!とショックを受けました。明らかに映画化(またはDVD、オフィシャル本等の関連グッズ販売)を見込んでわざと謎を残すやり方大嫌い。ってか、謎を残しとかなきゃ次の展開では集客が見込めないって無意識に自覚してるんじゃん。


でも!『SPEC』はそんなしょぼいドラマじゃなかったじゃん!!何故客(視聴者)を信じない?そして自分達の作ったものを信じないのだ!とこの結末に決めた人達を正座させ激怒したい気分です。


このドラマとは無関係だけど、NHKのドラマ『チェイス国税査察官』などは放送で物語が完結したけれど、あまりに好きになったドラマだったので私はノベライズ本買ったもんね。良い作品なら、謎や結末を引っ張らなくても金は稼げるのに。『SPEC』の前に放送していたクドカン作品『うぬぼれ刑事』だって、ちゃんと放送内で物語は終了したけれど、未だに好きな人は多い。


「コアなファンに同じCDを何枚も買わせて、見せかけの売り上げを上げる」という某“ヒットメーカー”と同じやり方しないで下さいよ。