サヨナラ、新聞。

 菅直人氏はどうやら脱原発の強固な道筋を作るまで総理の座に居続ける事は諦めたっぽいな。ズムウァルト氏に何か脅されたか。


 本題。
 フリーの記者やネット上では「税金を使って東電(電力会社)を延命させる悪法だ」と散々問題視されてきた原子力損害賠償支援機構法案が、衆院本会議で可決された後になって「この法案大丈夫なの?」というニュアンスで報じられるようになった。遅いよ!…っていうか確信犯だろう。バカの一つ覚えみたいに毎日毎日「総理の退陣時期は?」ばかり繰り返す暇があったら、この法案について報じる時間だってあっただろう。


 昔からそうだったんだろうけど、改めてしみじみと、そしてつくづく大手マスコミは多くの国民にとっての存在意義がないなと思った。もう福島の原発事故は収束したんですか?全然報じませんけど。もしかしたら、チェルノブイリ原発事故の方がもっと報道していたかも、なんて思えるくらいだ。


 ダメなキャスターやコメンテーターが菅直人総理の言動や提案に対して使う三大用語。
・唐突感を否めない。
・辞意を表明した総理が何を言っても説得力がない。
・延命策


 私の中で、これを使う人はコメンテーターやキャスターとしては信用しない事にしている。傀儡、または自分独自の判断ができない、大勢や権力に流される人だ。


 新聞も、あまりの酷さにもういい加減嫌気がさしたので止めました。毎日新聞をとっていたんだけど、官僚のリークによる政治家バッシング、エネルギー不足を煽る記事等には個人の署名が無い。(無記名や連名だったりする。)自分の記事に自信が無いって事じゃんか。


 オギャーと生まれてから今まで、ずっと新聞のある環境に育ったわけだが、「何故、嘘や偏向報道、隠蔽をしている側にお金を払わなければならないんだ?」というシンプルな結論に辿り着き、今初めて新聞の無い生活を送っている。