「古い」は罪か?

 高校生の軟式野球大会の大延長について、「そこまでやらせるなんて、生徒の事を考えてない!」と急に高野連に非難が集まってるんだけど、それまでこういう大会が行われている事にすら関心がなかった人達がよくいうよなぁと思う。(尾木ママは常に教育と向き合っている教育のプロなので尾木ママの事ではない。)


 確かに、昔の運動部では筋トレでうさぎ飛びをやったり、どんなに暑くても練習中は水分を飲んではいけなかったり、指導者とされる人達でさえ、今の知識や価値観と照らし合わせれば明らかに間違った危険な事を子供達にやらせていたなとは思うので、今回の延長戦が生徒にとって良いのか悪いのかは冷静に検証し、そして今後を検討した方がいいんだろうなと思う。


 高野連は選手の健康管理に関して臨機応変な対応ができなかったけれど、今回は歴史に残る延長戦、未知の世界だったわけで、だからこそ急に注目しだした人達に、毎年この大会と向き合っている高野連の人達がここまで文句言われる筋合いはないよなぁ・・・と思ってしまう。重要なのはこれからの変化だ。