人任せ

 昨年末の選挙の投票率の低さに衝撃を覚えたものだが、それももう過去の事。次の選挙は投票率が上がりますように!80%越え!!


 というか、50歳前後の、年齢的にはまさに「いい大人が」、堂々と「選挙に行けというけれど、今回(昨年末)の選挙のどこに意味があるのかわからない。行けという方が無理だ。」と言う人が結構いて驚いた。


 あのー、別に選挙ってー、政治家がお願いして行って頂くものじゃないじゃないですかー。


 政治家(候補者)がお願いしているのは「私に一票!」という事だけであって、投票そのものの行為というのは有権者の『選択する権利』または『政治に直接意志を反映できる唯一の権利』だから、「行けと言われてもブーブー」と誰かに文句を言うのはとんだお門違いというか、甘ったれるのもいい加減にしておくれとブーたれた大人達に言いたい。


 私は、本当は、町内会のようなものは必要だけど、国会なんてものはなくてもいいと思っている。かなりの理想論、そして極論だけど。


 地元の川が氾濫するなら、その地域に住む人達が労力と資金を出し合って防波堤などを作るとか、犯罪が増えたなら地域の大人達で自警団を作るとか、そうやってもっと自分達で町づくりをした方が良いと思う。今のようにすぐに行政に電話してどうにかしてもらう、じゃなく。


 でもそうすると、人口の少ない地域とか、男手の少ない地域が荒むから、そういう弱者を守る目的で全体のバランスを保つ国会というものが存在するならいいけれど(国民健康保険のように)、今の国会は権利を盾に国民を統括・支配しようとしているし、国民の方も自活を忘れ、要求ばかりをするようになってきてる。挙句の果てに、何故選挙に行かなくてはいけないの?だと・・・。


 選挙には行かない。でも自分の生活の不満を政治のせいにしたり、政治や行政には文句を言う。何か困ったらすぐ公的機関に「税金払ってるんだから」と頼る。他力本願もいい加減にしてもらいたい。