全然公明じゃない公明党

 安倍氏を無投票で総裁に再選させる自民党は終わってる。谷垣さんって、まるで『クライマーズ・ハイ』の主人公みたいだ。いざという時には尻込みする。だからいつまでも駄目なんだ。


 何よりも連立与党の公明党が情けない。安保法案に創価学会の一部の人達も反対しているが、だからといって創価学会が「この安保法案に反対した」わけではない。あくまでその中の一部の人ってだけ。騙されないぞ。近所に学会の人がいて、選挙期間になると応援演説に誘われたり、協力を頼まれるが、もう絶対に拒否する。公明党が安保法案反対に回るまでは、創価学会もそれに加担したものとして受け取る。自衛隊に他国の人を殺させる(または殺される)法案を通しておいて『平和の党』なんて綺麗事は沢山だ。そもそも自衛隊員を海外の戦場に行かせちゃいけない。海外派遣は自然災害後の復興作業とか、難民キャンプのみにして欲しい。


 SEALDsの人達はただ「自分のため」という気負いの無さがいいね。彼等の行動をあれこれ評論家のように批判するが、本当に注視して批判しなくてはいけないのはSEALDsではなく安倍政権がやろうとしている事だよ。自衛隊員がアメリカを手伝って中東で戦闘行為に加わり現地の人を殺したら、日本はたちまち中東の敵になる。心情として、日本の自衛隊員に家族や友人を殺された人が冷静に「でも日本も日米安保条約アメリカの手伝いをしただけなんだから、私の家族や友人が殺されたけど日本の事は恨まない。」なんて思うか!?いざこざが起こりそうだから、まず暴力で解決、なんて原始人か。しかも自分達の国の周りの警戒レベルを上げるのではなく、日本を攻撃してこない中東の人を攻撃する手伝いをするっていうんだから・・・。それも、きちんと国民に憲法改正を問わず、解釈改憲で!!こんなに違和感だらけなのに、安倍政権やそれを支持する人間は進化が遅いのか?やがて退化してゴリラ顔になるぞ。(ゴリラに失礼だ)


 安保法案の裏にアメリカの要求があるのは周知の事だが、アメリカはこの法案さえ通ればいいわけで、別に安倍や自民党を守りたいわけではないから、安倍がこのデモによって法案を断念する気が無ければ、どれだけ大規模な『安倍ヤメロ』デモが起きてもアメリカは痛くも痒くもない。でもアメリカは表向きは民主主義を大事にする国だから、どうにか『アメリカが安倍政権を使って日本の民主主義を破壊しようとしている』とアピールできればなぁ・・・(考)。NHKだって籾井氏が主導権握っているように見えてるけど、最終的に天の声を降らすのはアメリカからだからねぇ。