選挙はタダじゃない

 言い逃れが醜いぞ!バサロ鈴木こと鈴木大地竹田恒和
 あと、チラ見したテレビで玉木正之氏が「正当なコンサルタント料なので問題ない」とか断言していたけれど、フランスの検察が捜査中のものに対して何言ってんだ。アンタそんなに捜査能力があるのかい?それに乗じて司会の宮根氏も「じゃあ、こういうお金はマドリードも○○も(忘れたけどどこかの都市名)払ってるんですね」などと言っていたんだけど、じゃあ何故マドリードやどこかの都市は問題にならず、東京だけ問題になっているのさ。まさか「開催地に選ばれたから疑われた」とか子供みたいな言い逃れはすまいな。


 それに、正当なコンサルタント料なら何故ペーパーカンパニーを通じて払うのだ?同じく東京のコンサルタントとして招致に成功した当時“五輪招致請負人”として有名になったニック・バーリー氏にもこんなややこしい迂回をして契約したのか?玉木正之ってこんなにいい加減なコメントをする人なんだなー。


 鈴木大地竹田恒和側の、こんな言い訳のための言い訳を平気で垂れ流す日本のマスコミは存在意義があるのかな?記者クラブって税金を使って部屋とか光熱費とか用意してもらってるんだから、国民のための報道をしないのなら解散するか、自分達の給料を使って記者クラブを運営してくれ。


 本題。
 舛添叩きもういいよ・・・。マスコミはまた選挙させる気か?都知事選と国政じゃ争点が変わるから、参院選のいい目くらましだものね。それだけじゃなく、また都知事選挙なんて事になったら、今まで舛添氏が使ったお金以上にお金を使うんだから、「これからは気をつけろよ!!!」で今回はもういいじゃん。


 それに、舛添以上に怪しいお金の使い方をしているのが安倍政権の中にもワンサカいるんだから、マスコミはそっちだって同じ位の熱量で報じなきゃおかしいよ。甘利議員はどうしたんだ。


 大体、マスコミに煽られて「舛添都知事は信用できない!」と憤っている人の殆どが、石原慎太郎猪瀬直樹舛添要一 と何も考えずウスラバカな顔して投票して投票してきたんじゃないの?舛添要一氏なんて厚労省大臣の時だって最初こそ改革派として官僚や職員と闘うような口ぶりだったけど、途中からコロっと官僚側に変わったじゃない。少しは投票する時に候補者の人となりを考えてくれ。そんなにお金使いにこだわるなら、宇都宮健児さんに投票すればよかったじゃない。(少し感情的になりました。ウスラバカな顔して投票……、という表現は訂正してお詫びします。)


 それにしても、『ワイドナショー』での石原良純氏の発言は酷かった。正確な言葉は忘れたので、私の記憶でまとめると、知事とか議員の税金の使い方に関して、細かい額までいちいち政治資金チェックして、何かあるたびに問題にして仕事を止めるのか?というような意味の事を言っていたんだけど、それが税金を使うという事だよ、と思った。普通の会社でも、1円でも会社のお金を使う事は許されないし、実際私の職場でも、預かっていた経費から2千円を無断で前借り(銀行で自分のお金を降ろすまでの間借りた。)してクビになった人はいた。


 大体、細かい事でわずらわされたくない、などと大物のような発言をするのなら、太っ腹に自分のお金から払えばいいのに、それはやらないんだよね。マスコミも、経費を大胆に使う議員や知事の方が同行取材したり食事に誘われたりする席で旨味を味わえるからか、節約する議員や知事の事を大々的に褒めないし、なんなら給料を返納した議員らに対して「パフォーマンスか」と皮肉めいた論調で語る時さえある。


 舛添が酷い金使いをしていたのはもうわかったから、今後はそれを改めて貰うとして、任期満了まで厳しい目で見守って行くしかない。それが、彼に投票した&選挙にすら行かずこういう人を都知事にしてしまった多数の都民が負える責任の取り方だと思う。