それでも僕はやってない、と思う。

 上西さゆり議員(議員と認めたくないが…)が話題に上がっているが、どう見てもこの騒動で本人大喜びしてる。いくら議員の発言と言えども、たかがツイート文に熱くなって安易に殺害をほのめかす単細胞なサッカーファンには呆れ返るばかりだが、この騒動への対応に嬉々として応じている上西さゆりを見ていると、取り上げてるテレビ局って何のために存在しているんだろう?と心から疑問に思う。

 関東で、えーと…1・2・4・5・6・7・8しかチャンネルが無いのに(MXとか神奈川テレビとかは入れていいのだろうか?)、その特権の使い方がコレかえ?だったらもっと権利を与えてチャンネルを増やせばいいのに。先日の日記で「記者クラブ」について同じ事を書いたが、テレビの放映権の規制だって安倍政権お得意の岩盤規制をドリルで突破ですよ。ドリル大忙し。


 本題。
 閉会中審査。 
 「記憶もない。もちろん証拠もない。それでも僕はやってない、と思う!」
 こんな発言が権力者側にだけ認められるなら、過去の冤罪被害者が一揆の如く暴れ出すだろう。権力は腐敗するとはよく言ったもので、その腐敗は総理当事者だけでなく、相当な範囲の周辺にも及んでいるようだ。

 蓮舫議員の国籍問題に絡んで自民党にもいたアメリカ国籍を持つ議員が、二重国籍が許されるならスパイし放題だというような事をツイッターで書いていたようだが(MXのモーニングクロスで見た)そんなにスパイを心配するなら、身内である官邸に「面会記録や入館記録はもっと長期で保存してくれ」と進言した方がいいんでないの?後々になって誰が出入りしたか確認できないなんて・・・。第一、本物のスパイの見分け方が「国籍」なわけないじゃん。
(公安の人A)「アイツはスパイ行為の疑いあり」
(公安の人B)「ヤツの国籍は日本だけですから大丈夫です」
となるか?自民党の人ってこんな人多いな。威勢良く野次を飛ばす事で評価が上がるような党だからしょうがないのか。

 安倍氏と加計氏の関係。何度もゴルフや食事(しかもおごってもらった事もある)をしておきながら「学園申請の話は一切していない」と。そんで安倍応援団は無邪気に「加計氏はきちんとした性格だから仕事の話を一切しなかったんだ」と全面肯定。

 ある著名なジャーナリストと国会議員の話だが、2人は友人で食事や趣味などを共にする事もある仲だったのだが、その国会議員が総理になった時、つきあいは一切止め、ジャーナリストは批判の手を緩める事はなかったそうだ。万が一安倍氏が申請を知らなくとも、加計氏は知っているのだから、加計氏が真に常識のある人間ならば、申請期間中くらいはゴルフだの食事だのは控えるべきだったろう。しかも、加計氏は獣医学部新設の事で面会した人達に安倍首相の存在をほのめかしている。安倍総理の威光を使っているのに、その本人にはその事どころか獣医学部新設の話もしないなんて、本当に加計氏は腹心の友なんでしょうかね?もし証人喚問が実現したら、まず「あなたにとって腹心の友とは?」と聞いてみたいところだ。