人を見下している時点で既にその人は見下せる立場にはないのだが

　おお、中国でも黒塗り問題が。

旧正月の特番で「黒塗り」 中国国営TV、人種差別と非難集中ーライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/14313293/　
　

2018年２月１７日　AFPBB News配信

中国の国営中国中央テレビの番組で、中国人女優が「黒塗り」をした
アフリカ女性に扮するために顔を黒く塗り、大きな偽物の尻を付けていた
国外だけでなく中国国内からも、不快感を表明する声が上がっている

中国年越し番組、「黒塗り」女優の寸劇が人種差別的と物議
https://jp.reuters.com/article/blackface-idJPKCN1G308B　ロイター

上海　２月１６日　ロイター

中国国営テレビで旧正月（春節）前夜に放送され、数億人が視聴した恒例の国民的番組で、中国人女優がアフリカ女性に扮した寸劇が放送され、人種差別的だとしてネット上で非難を浴びている。

寸劇では、女優のLou Naimingさんがカラフルな衣装を着て顔と腕を「黒塗り」にし、フルーツバスケットを頭に乗せ、サルに扮した人を連れて登場。娘役の黒人女性が、中国で勉強したいがお母さんが同意してくれるか心配だと言うと、「中国の医療チームが昔、私の命を救ってくれた。今や中国の人たちが私たちのために鉄道を建設してくれている。私は中国人が、中国が大好き」と話す。

この寸劇放送後、インターネット上では人種差別的との批判が殺到した。

あるブロガーは「人種差別なのは明らかだ。白人がわれわれを差別すれば強く不満を訴えるのに、自分達がアフリカの人達を差別している。恥ずべきだ」と書き込んだ。

　日本のテレビ番組とかネットなどでは未だに『中国人』を遅れている国民としてバカにしたように語る風潮がある。確かに、中国は、『国家』として見るとまだまだ多くの人権問題を抱えている（しかも陰に陽に）国だと思うが、この「黒塗り問題」に対する中国の『国民』の反応を見ていると、「面白いんだから別にいい」とか「気にし過ぎ」とかで終わりにしている日本人の方がもはや遅れているのではないかとすら思える。