世襲議員達の起こす働き方改革なんてこんなもんだ。

ロシア大統領が新型核兵器を誇示、戦略指針変更の米国けん制ライブドアニュースより/ロイター配信)
http://news.livedoor.com/article/detail/14375482/

[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は1日の演説で、実戦配備済みないし配備態勢が整った一連の新型核兵器を公表した。世界中どこでも攻撃可能で、米国製のミサイル防衛システムをかいくぐることができると説明した上で、ロシアの同盟国への核攻撃は同国自体への攻撃とみなし、即座に反撃すると強調した。

 やっぱり北朝鮮より怖いのはロシアだ。北朝鮮の核開発のニュースは安倍政権もマスコミもあんなに大騒ぎするのに……。ロシアだってご近所さんの国だぞ。


 本題。
 働き方改革。国会の場で野党にデータのミスを指摘されても安倍議員や加藤厚労大臣はそれを認めなかった(データを元にした“発言”は撤回するがデータそのものは撤回しない)のに、方針転換した途端「データのミスは厚生労働省の責任」だと。

 しかし、安倍議員や厚労大臣だってこのデータを何度も目にする機会はあった(2013年からこのデータを使用して答弁を行っていた)。しかも野党にミスを指摘されてからも、何度聞かれても(安倍氏自ら「先程から何度も御答えしているが〜」と言っている)データのミスは認めなかったのだから、安倍政権がこのデータを元に法案を作成したのではなく、法案ありきで都合のいいデータを厚労省に用意させたというのが本当の所だろう。実際に自分達の法案作成の目安として使用したデータなら、間違いを指摘された時点で「え!?そんなはずはない!」とすぐに精査するのが本当だ。そうじゃなくて、周囲を説得するために作らせたデータだからこそ、データミスなんて彼等にとってはどうでもいい話だし、途中で引っ込めるわけにはいかなかったのだろう。

 何で議員になるまでろくに投票すらしていなかった丸川議員などに「厚生労働省には猛省を促したい」なんて言われなきゃならないのだ。かたや「(法案を削除した)安倍総理の大英断」だって。

 きっと安倍信者のコメンテーターの面々にまで「厚労省の大失態のせいで足を引っ張られた」とか「もともと厚労省は駄目な所」などと生け贄(いけにえ)にされてしまうのだろう。出世欲のために政権にゴマをすりすぎた自業自得の結果とは言え、一方的に、かつ一身に汚名を着せられる辛さよ。この人達には籠池氏の気持ちがわかってくるかも。