今度こそ「今度こそ」
なんだか西欧メディアではオーストラリアのクリケットスキャンダル(ボールに細工をしていた)が連日報じられている。「(ボールに細工をしていた選手が所属しているチームの)キャプテンが記者会見をしました」「監督が辞任しました」など、記者会見だけでなく不正に関わった選手を多数メディアがワサワサと追ったりもしていた。日本の相撲報道のような感じなのだろうか?じゃあ「もうこのクリケットの話題はいいよ!」という不満が視聴者から漏れ始めているかも知れないな。ちなみに、辞任した監督は不正行為には関わっていなかったそうです。「責任をとる」と言いながら辞めない日本の世襲議員コンビと大違いですな。
その世襲議員コンビの一人である安倍氏が北朝鮮の拉致被害者家族と面会した。
「最後のチャンス」拉致被害者家族が首相に(ライブドアニュースより/日テレNEWS24配信)
http://news.livedoor.com/article/detail/14509716/
3月30日 20時28分 日テレNEWS24より抜粋
拉致問題解決のこれが「最後のチャンス」。家族たちが首相に訴えた。
横田早紀江さん「今こそ、最後のチャンスだと思っております」
安倍首相と面会した拉致被害者の家族は、5月末までに開催される見通しの米朝首脳会談について触れ、「トランプ大統領から北朝鮮に対し、被害者の帰国を求めるよう要請してほしい」と訴えた。
また、家族会の飯塚繁雄代表は、「このチャンスを逃したら大変なことになる」と、切実な思いを語った。
この時期にカメラの前で面会をアピールするというのは、もしかして帰還の手応えありなのかな?だって直前にここまでアピールしておいて空振りだったら被害者家族の方々に何度目のぬか喜びをさせる事になるのか・・・という思いが一層強くなる。メディアコントロールを強く意識している安倍政権ならそんな事はとっくにわかっているだろう。
北朝鮮側も、現在安倍政権が森友問題等で危機に陥っている事を知っていて、それを茶化したメッセージも発信している。そんな状況を脱するために拉致被害者が帰国という成果を安倍政権が喉から手が出るほど欲している事も知っている。今なら財布のヒモ(といっても日本国のお金)が緩むだろうと睨んだ計算高い北朝鮮側が高額な資金提供と引換えに拉致被害者の返還を呼びかけている可能性もある。
金正恩にしても安倍政権にしても政権延命という利己的な理由で拉致問題を弄(もてあそ)ばないで欲しいと思うが、拉致被害者家族にとっていい結果をもたらしてくれるならばそれが一番良い事だ。
日本メディア、「6月初めにも日朝首脳会談の可能性」(ライブドアニュース/中央日報配信)
http://news.livedoor.com/article/detail/14501324/
3月29日 10時46分 中央日報
早ければ6月初めに金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が安倍晋三首相と首脳会談を行う可能性があるがあるということが北朝鮮労働党幹部に伝えられていると朝日新聞が29日、報じた。
〜(略)北朝鮮の対日政策に対する部分には「日本政府が最近、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を通じて首脳会談の開催の意思を北朝鮮に打診してきている」と伝え「日朝首脳会談は5月に予定されている米朝首脳会談の後、6月初めにも平壌(ピョンヤン)で開かれることがあり得る」と記されている。だが、2002年9月の日朝「平壌宣言」で日本が国交正常化への道筋として示した日本人拉致問題と北朝鮮による核・ミサイル開発問題については具体的な方針を示していない。
朝日は最近、北朝鮮のメディアが日本に対する批判を繰り返しているなかで、日朝首脳会談に対する意思を示したのは日本からの経済的な支援を期待しているためだ分析した。ある北朝鮮関係筋は朝日に「北朝鮮に安保問題の相手は米国だが、大規模な経済支援を望めるのは日本だけ」としながら「(日本に対する批判を繰り返して)日本に対する交渉条件をつり上げている」と説明した。北朝鮮内では日本と国交を正常化すれば200億ドル(約2兆1331億円)とも500億とも支援を受けることができるとの期待の声も出ている。
ただ、北朝鮮と会うにはアメリカの許可を得なくてはならないから、北朝鮮だけでなくアメリカにも何か見返りを渡すつもりなのではないだろうか・・・。
首相動静 3月30日 (ライブドアニュース/朝日新聞デジタル配信)
http://news.livedoor.com/article/detail/14509229/
3月30日 21時56分 朝日新聞デジタル
【午前】8時15分、官邸。27分、閣議。50分、西村康稔官房副長官。10時6分、インドのスワラジ外相の表敬。22分、北村滋内閣情報官。54分、国分良成防衛大学校長。11時30分、北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表、横田早紀江さんらと面会。
【午後】0時54分、国会。56分、衆院議長応接室。1時、衆院本会議場。2分、衆院本会議。3時55分、官邸。4時8分、未来投資会議。23分、秋葉剛男外務事務次官。30分、上村司駐サウジアラビア大使加わる。5時7分、秋葉、上村両氏出る。40分、東京・後楽の東京ドーム。貴賓室でハガティ駐日米大使夫妻と会談。渡辺恒雄読売新聞グループ本社主筆同席。6時、ハガティ駐日米大使夫妻、渡辺氏とプロ野球巨人対阪神戦観戦。9時21分、東京・富ケ谷の自宅。
対北朝鮮、圧力維持を確認=日米韓、拉致解決でも協力(ライブドアニュース/時事通信社配信)
http://news.livedoor.com/article/detail/14510088/