スー女退散!

 ビートたけしさん事務所独立騒動から始まる森社長とたけし軍団との泥仕合。ああ醜い。たけし軍団の一部がブログで告発文を発表したらしいが、正直読む気もしない。松居一代さんが残していったドジョウを探しにきたのかい?という感じだ。アメリカではポール・マッカートニージョージ・クルーニーが高校生の銃規制運動に賛同を表明したりしているのに、日本の芸能界は自分の影響力をこんな事にしか使えないのかい。今頃になってゴチャゴチャ言ってるたけし軍団に関しては、「久々にマスコミに注目されて高揚している人達」にしか見えない。本当に森社長が悪人だったりその手腕に不満があるのなら、マスコミ使って騒ぎを大きくするのではなくとっとと法廷に持ち込めばいいし、たけしと愛人が新事務所で可愛いたけし軍団全員の面倒を見ればいいだけの事だ。


 本題。
 マヌケだなぁ、相撲協会
 私は“女人禁制”や、その逆の“男人禁制”(ちなみにこんな言葉あるの?男子禁制か)の文化や場所などがあってもいいと思うので、その事じたいに不満は無いけど、今回のような人命に対して一刻を争っている状況で、よくもこんなにトンチンカンなアナウンスができたよなぁ・・・と呆れるばかり。「思想は思考を破壊する」の典型例だと思います。

 それから、コメンテーターの中に「この女性は看護の資格を持った人だったんだから(上がっても良かった)」という主旨の事を言う人がいて、この手の人は「自分は男尊女卑な人間ではないぞ」と思わせたい、または自分でもそう思っているのかも知れないが、私からすれば何を偉そうに選抜しているのだという感じだ。役に立つ女なら土俵に上がって良し、と無意識に選抜している。あの緊急時に本気で心配して駆けつけたのなら、男であろうと女であろうと土俵に上がる事に問題など無かった。大勢の人が土俵に集まったら逆に危険だ、というのなら、土俵から降ろすのは役に立たない“人”であって、“女”だけではないだろう。

 相撲の場合、明確に「女性は穢れ(けがれ)」の存在だから土俵に上げるなと主張しているわけで、本当なら女性達は怒って相撲を見に行く事をボイコットして欲しいくらいだ。「穢れたアタシ達が相撲を見るわけにはいきませんから!」と。穢れた女の払う入場料はありがたく頂戴するんだからなぁ。