セマイセカイノトモダチ

 ゆずどうした?

「君と見た靖国の桜はキレイでした」ゆずのこれまでにない愛国テイストの新曲が話題にライブドアニュースより/BUZZAP!配信)
http://news.livedoor.com/article/detail/14552326/
               

2018年4月9日 10時54分 BUZZAP!配信より抜粋して引用

ゆずの通算14枚目のオリジナルアルバムで、2018年4月4日にセーニャ・アンド・カンパニーから発売された「BIG YELL」が話題になっています。
(略)
話題の理由は11曲目の「ガイコクジンノトモダチ」という曲。北川悠仁が作詞作曲を努めており、歌詞は曲名の通り外国人の友達ができたというもの。
その外国人の友達が「私、日本がとても好きなんです。あなたはどこが好きですか?」と問いかけて「私」は少し戸惑ってしまいます。その理由は「君の方が日本の事をよく知ってそうだから」。
サビは「この国に生まれ 育ち 愛し 生きる なのに 知らないことばかりじゃないのか?」「どうして胸を張っちゃいけないのか?」として「国歌はこっそり唄わなくっちゃね」「国旗はタンスの奥にしまいましょう」などと続きます。
究極なのは「TVじゃ深刻そうに 右だの左だのって だけど 君と見た靖国の桜はキレイでした」のくだり。ここで外国人の友達は「もう二度とあんな戦いを共にしないように」と祈ってくれています。
一部を切り取っているだけと思われる方のために、歌詞全文はこちらから読むことができます。視聴はこちらなどから。
(ニュースの配信元のサイトへ)http://buzzap.jp/news/20180409-yuzu-big-yell/


 えっ!?国歌をこっそり唄わねばならないだなんて、ゆずの人はどの世界で暮らしているの?

 このニュース記事でも指摘しているが、

◆日本を愛する人々が迫害を受けている?
まるで「日本を愛している」と言ってはいけないような、国旗国歌を愛する人は迫害を受けているかのような印象を受ける新曲の歌詞。しかし今の社会を振り返ってみると、「日本を愛している」と声高に叫ぶ人々によって「自民党の考えに賛同しない人」「貧困問題を訴えた人」などが「反日」と罵倒されているのが現状です。

その最たる例が今の政権を強くバックアップし、多数の政治家を送り出している「日本会議」の人々の考え方。日本会議北海道本部理事による「日本人」の定義付けもツッコミどころがあまりに多く、自らの意に沿わない人々を「日本人ではない」と嘲り、「我こそ日本人」とマウントを取りたいだけにしか見えません。

多くの若者が犬死にしたにもかかわらず、発案者はのうのうと戦後日本を生き延びた特攻兵器や太平洋戦争そのもののことを考えれば、国旗国歌を忌避する人がいても仕方がないはず。しかし「日本を愛する人」はそれに従うことを強制し、そうでなければ日本人と認めません。

日本の将来を考えた時、さまざまな角度から見た意見が存在して当然ですが、「日本を愛するからこそ反対」という立場が認められることは決してなく、「この人たちの国籍を調べたら、どうなるでしょうか?!」などと揶揄されているのが現状です。

記事の他にもオリンピックではきちんと国歌を歌っているかどうか口元を確認するからちゃんと歌えとか選手達がきつく言い渡されていませんでしたっけ?本来起立する場面でないのに起立を促されたり。むしろ、「歌えよ圧力」の方が強い気がするんですけど。きっとゆずの人は特殊な新聞を読んでいて、そっちに感化されちゃってるんだね。もしくはゆずの周りの人は国歌や国旗に嫌悪感が強い人達が多いとか。もしや【国歌/国旗】とは日本以外の国のものを言っているのか。それだってコソコソする必要はないけど。

 ちなみにうちの近所には、祝日になると門に国旗(日の丸)を飾っているお宅がありますが、別に嫌がらせをうけたり陰口を叩かれたりはしていません(当たり前だが)。むしろ尊敬されている一家だ。

 なんか、お母さんの歌を書いてものすごい批判を浴びた絵本作家さんとかもそうだけど、知名度のある人がメッセージや作品を公(おおやけ)に晒すというからには、もっと広い視野を知った方がいいと思う。ましてや何かを事実であるかのように決めつけたり誰かを責めるようなメッセージを発するからには。それこそ海外のファンだっているだろうに、その人達がこの歌を聴いて「あー、日本ってそういう国なのね」と認識される恐れだってある。もし書くなら「“僕の周りでは”国旗が出しづらいよ〜」とか付け足しておくれ。

 ゆずの人は記事にも名前が登場するさだまさしさんと交流があるのに、一体先輩から何を学んでいるのか・・・。さだまさしさんの『遥かなるクリスマス』でも聞いて出直して欲しい。批判するなら“自分”をターゲットにおけばいいのだ。