政府の反則もVARで判定を

 秋風ロス・・・。(一日遅れで『半分、青い。』を見た)
 豊川悦司さんと言えば数々のTBSのドラマが思い浮かぶ。
 TBSは、トヨエツ作品に限らずいいドラマをいっぱい創ってきたんだから、過去のドラマを再放送すればいいのにー。今見ると問題作もあるかも知れないけれど、古い映画をテレビで放送する時みたいに作品の最初に「現在では不適切な表現も含まれますが、作品のオリジナリティを尊重してそのまま放送します」と断りを入れ、終了時にも「◯◯は犯罪行為です。実際に行った場合、刑法◯条で罰せられます。」と念押しをする。(あー、面倒な世の中だ!)


 本題。
 多くの日本国民がサッカーで湧いている間にコッソリと閣議決定
職員間のメール、保存期間設けず 政府が答弁書(2018/7/4付 日本経済新聞 朝刊)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32582500T00C18A7PP8000/

政府は3日の閣議で、政府職員が府省庁間や内部の連絡で使う全ての電子メールの保存期間を設定するのは適当ではないとの答弁書を決定した。立憲民主党逢坂誠二衆院議員が質問主意書で「最低数年保存し、局長級以上の幹部職員のメールは永久保存すべきだ」とただしたのに答えた。

 酷いよ!森友加計の反省が全然生かされていないじゃないか!というか、本当に何もやましい事が無いのに疑われて困ったという人なら「身の潔白を証明するために、客観的証拠は全部残しておくべき。」と思うのが普通だ。それなのにまだこういう判断を続行させるという事は、自分は悪い事をしたし、これからもするという宣言のようにも聞こえる。

 マスコミも上層部や広告費を抑え込まれてしまったのか(実際に自民党の議員が「スポンサーに圧力をかけてマスコミを懲らしめろ」と発言していたし)、この閣議決定の事をほとんど報じていない。私が見たのは日経新聞だが、テレビはもちろんの事、ウェブニュースですら数社しか扱っていない様子。内閣の信頼度を測る上では大事なニュースだと思うんですけどね。